One at a time

 先日 「フィンガルの洞窟」というタイトルで日記を書きましたが、最近、なんだか、メンデルスーンについてよく耳にすると思ったら、今年の2月3日が、彼の誕生200年だったそうな、、、、この週末は、私の知っている限り、2カ所で、メンデルスーンのコンサートが行われる。我家では 多分、ウースターシンフォニーのヴァイオリン協奏曲を聞きに行くと思う。これは、私の特に気に入ったオーケストラ曲なのでかなり楽しみです。

 

 ところで昨晩、テレビで ニューヨークのハーレムでここ30年、貧しい子供達にヴァイオリンを教えている女性の特集をしていました。(この方の生き方は、「Music of  the Heart」というタイトルで映画にもなりました。)番組の中で、彼女は、ヴァイオリンは非常に難しい楽器であること、だからこそ、細かい課題を丁寧にじっくりこなして行くことによって、1曲弾ける様になり、それが子供達に大きな自信と達成感を与えると、語っていました。 私は子供ではありませんが、大人の私も、経験上、誠にその通りであることを実感しております。

 この方のおっしゃらる細かい課題、これは、本当に忍耐が必要とされます。 例えば、たった5章程度のパッセージでも、まずは、弦を押さえる左手の指の動きを筋肉に覚えさせる為に、100回、200回は弾きます。その次に取りかかるのは、右手です。弓の振り方も楽譜に書かれているので、その通りに振れる様、覚えるまで何度もひきます。そして音楽全体として強弱を入れる作業が続きます。そうこうしているうちに、暗譜は出来るものですが、最終的に弾く時には、楽譜を見ないで弾く所まで持って行きたいものです。

 課題を与えられるたびに、この作業の繰り返しなのですが、やはり曲が弾ける様になるのは、非常に嬉しいもので、読んでいると単調で詰まらなそうな練習も、結構はまるものです。

 

 One at a Time (一度に1つ)この言葉は、綾花の練習の時にも、最近アルバイトで始めた、コーチングでも、自分自身にもいつも言い聞かせるのですが、なんでも1つづつ、じっくりこなす事が上達への第一歩です。毎日5分で、続けていれば、必ず結果がみえてきます。

he is a teacher's pet

 我が家は、子供が一人っ子の為、大人が子供の遊びにつきあわされる事が多い。 最近の家族3人+犬のブレイデイー、皆そろっての遊びは、レポート発表ごっこ。 綾花のクラスでは、各自好きなテーマを決めて、それについてのレポートをまとめ発表すると言う事をやっているようで、我が家でも、学校ごっこで各自レポートを発表させられるのだ。 この際、皆名前を変えなければいけない、これは、我が家でのごっこ遊びの重要な掟なのだ。 ちなみに今回の私の名は、メラミー、トニーがジェイコー(これをゲイコーと読み間違えなければいけない、おまけ付き)、ブレイデイーがコーデイー、綾花がアメリーと先生のミスキャロリン(これは、本当の担任の先生の名)の二役。

 さて、このレポート発表では、発表1回につき5ポイントもらえる事になっていて、このチェックも、ミスキャロリンによって、しっかり行われる。 まず最初に発表したのは、ジェイコー。 ジェイコーが手を挙げ、先生が「はい、ゲイコー君」というと、ジェイコーが「僕の名前は、ジェイコーです」というパターンを強要させられ、ジェイコーは、手を挙げるたびに「僕の名前は、ジェイコーです」と言わなければいけません。 で、ジェイコーの発表は、パンダについて。「昨日のニュースで、パンダに抱きつこうとした男性が、パンダに引っ掻かれたそうです」(これ、中国であった本当の話) この発表で、ジェイコーは、5ポイント獲得。 次は、メラミー(私)。「中国では、私の名前に似たメランミンという毒素のある物質を、色々な食品に混ぜて売っているので、中国製品を買うのを、ただいま控えております。」 メラミーも無事5ポイント獲得。 次は、コーデイー。先生が、「コーデイー、スピーク!」というと、コーデイーは元気にわんわん吠える。(ブレイデイーには、スピークの芸を仕込んであります。)この芸で、コーデイーも5ポイント獲得! で、メラミーもジェイコーも発表を出し渋っている間に、コーデイーは、3回のスピークに答え、あっという間に20ポイント獲得。

 そこで、ミスキャロリンは、「コーデイーは、本当に沢山のレポートを発表していますね」という。 つかさず、ジェイコーが 「It’s not fair! Cordy is a teacher’s pet!」 (それずるいよ。コーデイーは、ひいきされてる!)といったので、思わず「ぷっ」。 Cordy is a teacher’s pet!って訳すと、えこひいきされてるって事なんだけど、英語でいうと”先生のペット”なんです。で、正しくコーデイーは 犬なので、笑えてしまったわけです。

 

 我が家のレポート発表ごっこ、しばらく続きそうなので、今日は、インターネットでネタ探しですね。(そとは、雨だし、私のヴァイオリンは、A-stringが切れてしまってただ今入院中なので、ちょうどいい機会です。)

ああ言えば、こう言う、、、、

 最近の綾花は、言葉の揚げ足を取るのが上手い、生意気盛りである。 ここ最近、特に気にかかるのは、人を傷つける言葉が非常に多い事。 昨日もトニーを傷つけるような言葉を、何度も言ったので、トニーが 「人の気持ちは、言葉で傷つくんだ」 と言った。 すると、「いいや、そんな事は、ない!q」きっぱり言い切った後に、

Sticks and rockes may break my bone, but words were not hearting my feeling! (木の枝や石ころによって、骨が折れる事もありうるけど、私の気持ちは、言葉なんかでは、傷つきは、しない!)

 

この言葉は、以前、綾花が学校で友達にからかわれた時なんかに、こう言って切り返せばいいんだ とトニーに教えられたものである。 確かに、そう。 友達にからかわれた時なんか、変に反応するより、冷静にこういっていれば、それでおさまってしまうものだ。 綾花は、この言葉を心の中に留めていたのだろう、、、、 しかしね、、、、、揚げ足を取られるのに使われてしまうなんて、トニーも思ってもみなかったことでしょう。

みんなちがって みんないい

 今日、友人のブログを読んでいたら、結婚12周年を迎えたということがかかれていた。 結婚記念日のお祝いって、気分的に初心に戻れて いいですよね、、、、、、そういう我が家では、今年4月、11周年を迎えたのに、その1週間後に 「あれっ!先週結婚記念日だったよ」と大ぼけの夫婦です。 なので、この夏の間に、綾花を親戚に預け、どこかに2人で旅行しようと計画中。

 

 ところで、話は、12周年を迎えた友人夫婦に戻るのですが、こちらのご夫婦とは、特に親しい訳でもないのですが、奥様とお話しているとね 見えてくるんです、夫婦の形が。 クールな旦那様+熱い奥様=素敵なファミリー、こんな感じでしょうか? 私は、常々思うのですが、答えが素敵なファミリーになる為には、色んな組み合わせがあると思います。 たとえば、リーダーシップバリバリの奥様+人の指図を上手くこなせる旦那、とか、我が道をとことん行く旦那+その道をさりげなくコントロールしている奥様、とか。 10カップルいれば、10通りの夫婦の形です。 それは、まさに、みんなちがって みんないい ですね。 素晴らしい言葉です。

 

 

鈴木慎一氏の言葉

 お祭りの雑踏の人の波にもまれて、

ほこりっぽい空気を吸いながら、

流れて行く人並みのさまざまな顔を見て歩いているうちに、

自分の一生は 終を告げて日はくれかかる。

 

というようなのが、この頃の人々の生活ではないだろうか。

 落ち着きがない。

落ち着きがない、集中力のないものには、勤勉がない。

人生を見つめる視力さえも失われる。

 

 

早起きの心

最近、私にしては、珍しく早起きである。

6時から ブレイデイーの散歩に1時間程出かけるのが目的なのだ。

そのため、夜は、綾花のベッドで本を読んだまま、一緒に寝てしまう。

なので、まともな夫婦の会話というものは、早朝の散歩のあと、ベッドルームに戻って、お化粧する時位しか出来ない。 今朝の事である。 散歩から戻ってベッドルームに入ると、ベッドでネットサーフィンしているトニーがいきなり

Early tp bed

Early to rise

Keeps a woman happy, healty, and wise

 

(早く寝て、早く起きることは、女性を幸せで、健康、そして賢くする)

 

なんと 素晴らしい言葉では、ありませんか。

 

「ハニー! 詩人にでもなったら!」

いえいえ、これは、ベンジャミンフランクリンの言葉で、実際は、Woman のところが Manなのだとか。アメリカ2代目大統領のベンジャミンフランクリンは、Poor Richardというペンネームで、新聞などに記事を書いていたそうだが、そんな活動の中で、彼が残した言葉の1つだそうである。 今聞いてみても、この言葉は、(今の時代だからこそ?)非常に心に響くものであるが、実は、彼が生きていた、灯りはキャンドルが常識だった時代に、キャンドルの消費を出来るだけ少なくする為に呼びかけた言葉だったそうである。 たしかに、「キャンドルの使い過ぎは、止めましょう!」と言われるよりも、効果があると思いませんか? 

One Person's Trash is the Other Person's Treasure

 今朝、朝食を頂いている時 綾花が

「ねえ、お母さん知ってる? One Person’s Trash、、、、、、」

と言いかけた。 最近、ゴミを捨てる事は、公害に相当する ということをしきりに主張している彼女なので、(またまたお得意の、環境問題の訴えか。。。。)と思いきや

「One Person’s Trash is the Other Person’s Treasure」

(その言葉は、、、、その言葉だけは、まだ覚えて欲しくなかった、、、、)
日本語に訳すと、「ある人のゴミは、他の人にとっては、宝物だ」
  
 実は 綾花は、ゴミ拾いの天才なのだ。 散歩に出かけたり、公園に遊びに行ったりして、手ぶらで帰って来た事は、まずあり得ない。 誰かがたべた、キャンデイの包み紙や、バービーの柄の布切れ、ビーズなどなど。 それらは、ジップロックの袋の中に大事にしまってある。 おまけに、家の玄関の脇には、散歩に出かけるたびに拾ってくる、木の枝が山の様に摘まれているし、カーシートに付随しているポケットには、これまで食べたお菓子の包み紙が詰まっている。 こんな綾花なので、 自分の行為を肯定するために、「One Person’s Trash is the Other Person’s Treasure」という言葉を使う事は、間違いなし。 私に言わせれば、「あんたの宝は、私にとっては、ゴミなんじゃ!」です。

素敵な言葉

Youth is, after all, just a moment, but it is THE moment, the spark, that you always carry in your heart.

 最近思うのですが、綾花が幼かった頃の思い出、リンゴ狩りで、リンゴをぱくりぱくりと食べた事とか、グアムの海で、「なみー、なみー」と大喜びした事とか、私たち夫婦にとっては、とても大切な思い出だけど、張本人は、そんなことすっかり忘れている。共に貴重な体験をしても、子供自身の記憶には、ひとかけらもないと言う事は、なんだかちょっと寂しい。でも、そういう経験は、覚えていなくとも、確実に、綾花の人生の一部を形成しているはず、と信じるしかない。 

 そんな折、出会った、この言葉。残念な事に、表現力の乏しい私の日本語では、この言葉の意味を100%現す事は、出来ません。 しかし、私也の見解では、一瞬の間に過ぎてしまう若かりし頃の時間であるけど、その、一瞬一瞬の積み重ねが、彼女の人生の基盤になっている、って言う事。 この積み重ねが、充実したものであればあるほど、その上に成り立つ今後の人生も、充実したものになるだろう。と、そう信じて、毎日、毎日を楽しく生きてゆきたいものです。たとえ、それが記憶に残らなかったとしても。

Showing Off

 外国に長い事暮らしていると、その国の言葉を、いったん母国語に変えなくても、感覚で理解できるというものがかなり多くなってくる。時のは、文化、習慣の違いから、直訳出来得ないものもある。 

 さてさて、本日の Showing Off も、私的には、感覚的に受け入れてしまって、日本語での訳というものを考えた事がない。 この言葉は、ここ1年、我が家でよく使っている言葉だ。使われる場面としては、綾花の行きつけの公園が、ほぼ85%を占める。 綾花には、徒歩、または、自転車で行ける公園が2カ所あり、この夏は、毎晩夕食後に、家族で出かけている。昨年のクリスマスに、サンタさんから頂いた、自転車に乗るのがお気に入りの綾花は、ちょっと遠くの、小学校の校庭にある ’スクールパーク’(綾花命名)にいくのが、最近のお気に入りだ。ここには、綾花と同い年の、Mちゃんという子供が常に遊んでいる。彼女は、5歳の割に、体も大きく、運動神経は、抜群。公園の向かいに住んでいるだけあって、ここの公園の遊具のほとんどは、こなせるのだ。
 さて、この公園での、綾花の儀式と言えば、まずは、ロッククライミング。そして、鉄棒。最後がモンキーバー。昨年まで夢中になっていたジャングルジムや滑り台などは、子供のするものだと言って、ほとんど遊ばない。ところが、ここのモンキーバー(はしごを横にしたようなもので、ぶら下がりながら、前に進んでいくもの)、高い位置についているのと、カーブになっている事もあり、綾花にとっては、難関中の難関。トニーに体を支えてもらって出来るのがやっと。そんなおり、Mちゃんが、わざと横入りして来て、さささっと、こなしてしまう。まさに、Mちゃん Showing Off するのである。(見せびらかす?って感じかな) 当初は、このMちゃんの Showing Off に非常に腹を立てる綾花であったけど、Mちゃんのヤジをバネに粘っている綾花の姿を見てか、Mちゃんも、綾花にアドバイスをしてくれる様になった。「上を見なきゃダメよ!下を見てたら、怖くなるでしょう。」 腹を立てながらも、Mちゃんのアドバイスをそれとなく導入する綾花。 それでもまだ出来ないので、「Mちゃんのアドバイスは、当てにならない!」などと言い返したりもしている。

 さて、さて、子供の世界では、Showing Off というのは、常にまとわりついているものだ。最近では、綾花の自転車に対抗して、Mちゃんも、公園から、道を挟んだ向こうの家に住んでいるにも関わらず、立派な自転車でやってくる。2人して、学校の校庭内でレースを始めるのだが、このレースに加わりたいと、他の子供達が、親に、「私の自転車持って来て!」という声がちらほら聞こえてくる。そうなると、綾花とMちゃんは、2人して、ほかの子供への、自転車の Showing Off が始まるのだ。 「私たちは、自転車持っているから、レースが出来るのよ〜」とか。 モンキーバーでは、憎きライバルだったMちゃんがいつの間にか、仲間になっているではないか!

 もうひとつ、Showing Off と言えば、我が家のブレイデイも、これまた Showing Offする犬だ。ご存知の通り、私は、昨年10月にブレイデイを引き取ってから、毎朝、毎晩、40分の散歩をこなしている。この9ヶ月の苦労あってか、ブレイデイは、大抵、綱を引く事もなく、私の横を歩いている。当初は、他の犬をみたり、犬に吠えられると、興奮して吠え返す癖があったものの、これも大分減って来た。それでも、相手によっては、興奮が押さえきれない事もあり、これは、まだ完璧とは、言いがたい。 
 ところで、ブレイデイの Showing Off は、お行儀の悪い犬に対して行われる。散歩の途中に出くわした、わんわん、きゃんきゃん捲し立ててくる犬に対しては、見ぬ振りをして、気取りながら通り過ぎるのだ。すると、その犬のオーナーが、「おお、よくしつけられている犬だ!」と感心する。先日は、「あの犬は、ショードッグじゃないかしら?」などと言われ、ブレイデイは、ますますいい気になったそぶりだった。 しかし、相手が、自分よりお利口さんそうな犬だと、逆に興奮して、「おいおい、何気取ってんだよ」みたいな感じで、捲し立てるのである。ブレイデイは、相手が自分より行儀が悪いと見極めると、Showing Off する犬なのだ。これって、’見栄っ張り’と訳してもいいかもしれない。
 

Soapboxを使う英語の表現

 昨日の Soapbox Derby に ちなんで、今日は、Soapbox という言葉を使った英語表現を紹介します。(トニーが教えてくれました。)
  
 まず、復習ですが、Soapboxとは、昔、商品としての、大量の石けんを運ぶ時に使われた、木箱でしたねえ。この木箱、子供が一人、すっぽり入るサイズだった事から、Soapboxカーなるものが作られ、スピードを競う様になった事から、Soapbox Derbyが、始まったわけですが、Soapbox は、他にも、こんな使われ方がありました。村の集会などで、意見を述べる人が、大衆の注目を得るため、Soapbox に上がって演説したりだとか。 で、この習慣は、今では、木製のSoapbox の消滅やら、マイクなど便利商品のため、なくなってしまったのでしょうが、こんな英語表現の中に残されています。 まず、何か主張したい意見を述べる前に、
Let me get on the soapbox.(ちょっと、私に、木箱の上に上らせてくれ!)と、いう前置きに、こんな表現を聞く事が多いとか。 また、自分の述べたかった意見を言い終わったら、
Now I am getting off the soapbox. (それでは、木箱から降りましょう!)といって、意見の主張をおしまいにする。

こんな風に、会話が運べたら、なかなか知的な感じですね。
でも、私の知る限りでは、このような紳士的に、意見を述べる人は、余り見かけない。特に、テレビの討論なんかでは、人の話を最後まで聞ここともなく、「それは、ちがーう!」などと言っては、自分の意見をどんどん言い出す人間が充満している。で、放送時間内に、出来るだけ、意見を言ったもの勝ちのような。品のかけらも無い、余裕の無い人間の多い事。
Let me get on the soapbox. などという表現も、なんだか、消滅されつつある今日この頃なのかもしれない。

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