ヴァージニア旅行2〜5日目 ポニースイム

 

 

本日は、今回の旅行のメインイベント ”ポニースイム” が行なわれる日です。

ポニースイムは、毎年7月の最終水曜日に行なわれます。実際にポニーが海渡りをする時間は、その日の潮の満ち引きによるので決まっていませんが、イベント2日前におおよその時間が決められます。ここ数年は早朝に行なわれる事が多かった様ですが、今年は午後1時に決定。ここ数日、猛暑警報が発表されていて、日中の気温は36度近くまで上がります。この暑さの中、場所取りなど考えると10時くらいから座り込んでいなければいけないことを考えると気が重くなりますが、ここまで来てスイムを見られないなんてあり得ないので、やるしかないっす!

 

馬で成り立っていると言っても過言でないこの島では、ポニースイムの日は、多くの島人がボランテイアでイベントに関わっていました。島と、カウンテイーから借りてきたスクールバスが交通規制のかかった島内を、くまなく走り回ります。運転手も、バスに必ず一人いる案内人も、交通整備も、バス乗り場での整備係もすべて島人で、ポニースイムの関する事から島の裏話?まで、色々なお話を聞かせてくれました。観光客でありながら、島の生活が身近に感じられる経験でした。

 

さて、朝食を済ませた私達は、ホテル近くから巡回バスに乗り込み、10時半にポニースイムの鑑賞可能な公園に到着ししました。その後私は、キャンピングチェアーと傘をさして座り込み開始。トニーは綾花のお供で、木陰にある遊び場に行って時間まで綾花を遊ばせる事に。結局スイムは、1時10分頃に開始になったので、私は、36度もの猛暑の中2時間半以上も座っていました。それでも傘があったのでかなりましでしたが、周りには、帽子もなく座っている人が多く、日射病にならないか、人ごとながらかなり心配してしまいました。

 

こちらのスイムの写真は、チェンカテイーグのB&Bのサイトからお借りした物ですが、アサテイーグ島からチェンカテイーグ島までの海中を、こんな感じで馬達は泳いで渡ります。

http://www.youtube.com/watch?v=sH0RtP9aERI

 

☝こちらは、よそ様のビデオですが、今年のポニースイムの映像がご覧頂けます。

で、、、、、私達が実際に見たのは、

こんな感じ。森と草原の境に茶色っぽい線がありますが、これが海渡りを待つ馬達。海渡りも、会場のスピーカーからの解説を聞かないと、何が起こっているのか分からない状態でした。上のリンクのビデオの方は、水の中に足をつけての待機にトライした様で(ここは、蚊が多いのと猛暑で、ホテルの方にはすすめられませんでした)、かなり近いところから撮影されていて、いい感じですねえ。こういう方のビデオを見られるのは、有り難いですねえ。

綾花は、トニーに肩車してもらって、人ごみの中から一段高いところから眺める事ができました。こんなに遠くからしか見られなかったけど、「この場にいられる事がとても幸せ〜♡」と感激していました。その一言で、ここまでの道のりも、猛暑の中の場所取りの苦労もすっかり忘れてしまいました。

海渡りの後、馬達は1時間程の休憩時間を経て、今度は島の反対側にあるオークション会場まで、街中の道路を歩いて行きます。こちらもかなりの見もののようですが、この暑さでかなり参ってしまった私達は、ホテルに戻る事にしました。このイベントを目的にここまで来たわりには、綾花も「ホテルに帰って、プールでおよぎたい!」と、まあそんなもんです。それにしても、馬好きな娘に導かれた、何とも貴重で感激な体験でありました。

 

 

 

ヴァージニア旅行2〜5日目 アサテイーグ島の自然

今回は、アサテイーグ島の自然についてお話したいと思います。

アサテイーグ島は国に保護された、国立海岸公園なので、入場するのにお金がかかります。私達は、1週間のパスを$15で購入しました。詳しくは、国立公園のサイトhttp://www.nps.gov/asis/index.htm をご覧下さい。

この島の海岸線は、海流やハリケーンにより常に地形が変わりつつあるそうで、島の南部にあるフックと呼ばれるキャプテンフックの手の様な形の地形も毎年少しずつ広がっているとか、元々海岸線にあったビジターセンターが何年か前のハリケーンで跡形もなくなったとか、、、、地球の鼓動を感じさせてくれる島であります。

もう何度も書いた様にこの島には、野生の馬が棲息しています。この馬の祖先は、昔スペインから船に乗せられてやってきた馬達が、この海岸近くで座礁した際に生き残ったものの子孫にあたるとか、もともと昔からアメリカに生息していた馬だとか、色んな説があって何が本当なのかは謎のところ。ただ食べ物が乏しいため、かなり小型の馬で、ポニーと呼ばれているのはそのためだという事です。また、この馬達は、塩気を含んだ植物を沢山食べるので、淡水を飲む量が普通の馬の倍以上だと言う事です。

淡水が必要ということで島に淡水があるのか心配になりますが、この島には、かなりバラエテイー豊かな環境があって、しっかり淡水も確保出来る場所があるんです。

島内にはハイキングコースが5カ所程ありますが、このコースすべてが、それぞれ違う環境の場所を通る様になっています。下の写真を写した場所は、淡水の湿地帯付近です。

☝少しずれてますが、ほぼ同じ場所を、昼と日没時に撮影した物です。☟個人的にはこの景色は、アフリカを思い起こさせる様な感じがしますが、いかがですか?

☟こちら、淡水の水辺に集まる鳥達。 ポニースイムの週でなければ、こういう所で馬が水を飲んでいたりするんだろうな。奥に見える松の木林は完全な陸地で、日本からやってきたシカがどういう訳かここで繁殖して、沢山のシカや野うさぎ、狸など陸地の動物達が住んでいるそうです。

☟奥に影の様に見える森は、チェンカテイーグ島です。ポニー達は、この海を渡って向こう岸まで泳ぐんですよ。

はい、こちら海水の湿地帯。この湿地帯の上に、遊歩道が渡され、歩いて見学出来る様になっているのですが、水の中を覗き込むと亀、魚、カニがいました。

そして上の写真の反対側のもっと草が茂っている方をみると、☟サギが魚かなにか、獲物を狙ってじっくり動かずに構えていました。

そしてなんと言っても、我が家一番のお目当ての自然は、ビーチです。

これまで大西洋の海岸は、ノースカロライナのアウターバンク、ヴァージニア南部のサンドブリッジと行きましたが、同じ大西洋でもここの海岸は、国立海岸公園に指定されているので、人間の手がほとんど加えられていない状態で、とてもダイナミックな場所でした。

ポニーウイークのため、1年で一番込み合う時期なだけに 日中にやってくると、この広いビーチでさえ 足の踏み場もないくらいの人で溢れ帰っていましたが、夕方近くになると人影もまばら。海水も十分に暖かいので、海水浴(というよりは、波との格闘)も十分楽しめます。

そして綾花が一生懸命探しているのは、、、、、☟こちらのクラムちゃん。砂浜をちょっと掘ると、こういう貝が沢山出てくるんです。でも皆あわてて砂に潜ってしまうの。その姿がとってもキュートなんですよ。こんな小さなクラムが、私達の食卓にやってくるのは、何年先の事なんでしょうね。私達人間は、自然が育んでくれた貴重な産物を糧にしているわけで、こうやって自然に触れ合うと、食卓でのありがたみもより一層深いものになりますね。大地のめぐみ、有り難う!

ヴァ—ジニア旅行2〜5日目 チェンカテイーグ島 馬にまつわるお話

この夏の我が家のヴァケーション先、チェンカテイーグ島は、馬と観光で成り立っている様な村です。お隣のアサテイーグ国立海岸公園に生息する野生の馬たちは、ポニースイムのある7月最後の週以外は、常に島内を自由に徘徊している。よって、海岸で海水浴を楽しんでいる時に、馬の群れに出くわすなんて事は日常茶飯事のようです。そんな経験を目的に沢山の観光客が集まるのです。ただ、ポニースイムの行なわれる7月最後の水曜を含めた1週間は、スイムの為にポニー達は4日程かけて、村と州内からボランテイアで集まったソルトウオーターカウボーイ達によって、囲いの中に囲い込まれるので、海辺でポニーに出くわす事はない。私達が滞在した5日間は、まさにこの週だったため、海岸でひょっこり馬と出会う事は出来ませんでしたが、見学自由なアサテイーグ島内にある囲いに行っては、そこに待機している馬達を眺める事が出来ました。

囲いは島の北と南に2カ所有り、スイムの前日までにすべての馬を南の囲いまで移動させます。私達が滞在期間中に3回訪れた囲いは、南側の囲い。毎回行くたびに、馬が増えて行きます。この馬達の中でも特に眼を引くのは、お母さん馬の後をついてまわる子馬達。お母さんが立ち止まるのを見計らって、急いでおっぱいを飲んだりする姿を見ていると、かわいくってかわいくって、お馬ちゃんの魅力に引き込まれてしまいます。

スイムの前日には、馬の数もさることながら、見学する人の数もかなりのものでした。で、この見学の人々をよく見学していると、ポニースイムの翌日のオークションで買う馬の見極めを専門家と相談してる人が何人かいるのでした。 そうです、数日後には、このかわいい子馬ちゃんたちは、オークションにかけられてお母さん馬から引き離されてしまうんです。そんな事実に気がつくと、心が締め付けられる思いでした。それに輪をかけて、ここでボランテイアをしている人がこんな話をしてくれたんです。

ポニースイムではオークション翌日、大人の馬と売れなかった子馬達は、再度海渡りを行なって元の島に戻るのですが、2年前、子供をオークションで買われた母馬が、一旦アサテイーグ島に戻ったものの、その3日後に1頭で海渡りをし、オークション会場まで戻り、自分の子馬を探していた という何とも心の締め付けられるエピソードです。

こんな話を聞かされたら、なんだか悲しくってポニースイムを楽しめないな、、、、なんてつぶやいたら、お隣にいた見知らぬ年配の女性が、「でもアサテイーグ島の生態系を崩さない為にも、馬の人口をある一定に抑えなければならないし、馬を売ったお金で島の公共施設は助けられているし、それに、相当な馬好きがこの島までわざわざ馬を買いにくるのだから、売られた馬はきっと幸せになるはずよ」と私の心の痛みを和らげてくれる様な言葉をかけてくれました。そうねミステイーのお話も、子馬の巣立ちのお話だったように、いつかは母馬から離れなければいけない時がくるんだから、それがちょっと早く来てしまった、、、てだけなんだよねと、無理矢理自分を納得させました。

 

ヴァージニア旅行2から5日目 チェンカテイーグ島について

本日から4日間滞在するチェンカテイーグ島(Chincoteagueと書きますが、地元の方は、チェンカテイーグと発音していました)に来た最大の目的は、1年に1度行なわれる ”ポニースイム” というイベントを見るためです。

まずは、チェンカテイーグの場所から。 小さな地図で分かりにくいかもしれませんが、地図のおおよそ真ん中にある縦に細長い島がチェンカテーグ島。(その右側に長ーく伸びている島は、アサテイーグ国立海岸公園です)この島は、ヴァージニア州の北部の大西洋側にあります。地図上左に位置する陸地に入って、車で30分程北上するとメリーランド州に入り、さら北上を続けるとデラウエアー州になります。

さてさて、今回の目的の ”ポニースイム” ですが このイベントは、アサテイーグ島に生息する野生の馬を1年に一度、海を泳がせてチェンカテイーグ島まで移動させるというもの。元々の始まりは、86年前にチェンカテイーグ島の消防士さんが、消防用の設備を整えるための資金づくりのため、野生の馬を売ったのが始まりだそうですが、86周年を迎える今では、その目的は、アサテイーグ島の生態系を維持する為、野生の馬の人口を100頭に押さえることが一番の目的です。売られる馬は、調教可能な子馬のみですが、この馬を買う目的をもった多くの人たちが、アメリカ各地からこのイベントに集まります。

ちなみに我が家が、このイベントを知るきっかけになったのは、綾花の読んでいたMisty of Chincoteagueという子供向けのお話からです。

この島のポニーセンターの方のお話では、この本はアメリカ国内で、馬を題材にしたお話のなかでは2番目に人気のあるお話だそうです。ちなみに1番は、Black Beauty。こちらは英国の小説ですが、誰もが認める名作ですね。私も最近読んで涙しました。

ヴァージニア旅行1日目、ハーシーズ チョコレートワールド

今回の旅行の最大目的地のヴァージニア、チェンカテイーグ島 (Chincoteague Island, Virginia)までは、車で11時間程かかるので、旅行1日目はペンシルベニア州にあるハーシーズチョコレートワールドに立ち寄り、1泊する事にしました。

ちなみに、この日の最高気温は華氏97度(摂氏約36度)。クーラーを効かせた車の中でも日光の当たる助手席側は、とても暑くて暑くて、車に乗っているだけなのに夏バテ気味でした。

午後4時ごろハーシーズに到着。この日の営業はなんと夜11時まで。だから、こんな時間についても まだまだ余裕で遊べるんです。

私達が訪れたチョコレートワールドは、ハーシーズの歴史を紹介したり、工場内(実際のものとは別)の見学や自分でデザインしたチョコレートが作れたりと、チョコレート三昧なアミューズメントパークです。

☝ハーシーズのトレードマークのKISSちゃん(君?)と記念撮影。

今回のお楽しみは、自分でデザインしたチョコレートを作る というもの。チケットを係の人に渡したら、まずは衛生管理のためエプロン、帽子を身につけます。私の様に指輪を外せない人は、手袋もはめる事になります。

ここで作るチョコレートは、のチョコレートで出来ている約5センチ×15センチ、深さ1センチ弱の長方形の箱に、好きな中身を3点まで入れ、その上からミルクチョコレート(でコーテイングしたチョコレートバーであります。ちなみに、箱形のチョコレートは、ミルク、ダーク、ホワイトから選べます。

衛生管理も整った所で、いよいよ工場に入場です。入り口には本日の中身のメニューが表示されてます。この日のメニューは、レインボージミー(7色の細かいチョコレート)、バタートフィークランチ、チョコレートクッキービッツ、プリッツル、アーモンドでした。時間が遅かったので、人気のチョコレートチップは品切れになってしまった様です。

入場直後、10台程用意されているコンピューター画面をタッチして、好きな中身を選びます。1回のツアーに、50人ほどの人が入りますが、入場の際に渡されるチケットの個人の名前が記憶されているバーコードをコンピューターに読み取らせてからこの作業に入るので、他の人のものと入れ違いになる事はありませんので、ご安心を。

 

中身を選んだ後は、いよいよチョコレートが作られる部屋へ移動します。ガラス越しにベルトコンベアーがあり、チョコレートが運ばれる様子を眺められます。それぞれ中身を入れるポイントに到着すると、名前が表示されるので 自分のチョコレートがどこにあるのか分かります。工場内の移動は、自分のチョコレートと同じペースで人間が歩ける様にデザインされているので、行列の流れに従っているれば、我がチョコレートを見失うこともほとんどありません。

 

中身を入れた後は 上から、溶かしたミルクチョコレートかけ流し、冷凍庫の中でしばらく固まらせます。この間はまたコンピューターの並んでいる部屋に移動して、パッケージのデザインを行ないます。この作業中部屋の中にある大きなモニターに、各自のチョコレートの冷凍作業終了の時間が表示されていますので、それまでにパッケージのデザインを終了させます。

こちら、出来上がったチョコレート。自分でデザインしたパッケージは、この銀の箱がすっぽり入るものになります。(写真のものではありません) このチョコレート、最終的にはもの凄い密度の高いものに仕上がり、気軽に手で砕いて食べられる様なものではありませんでした。ちなみに、私達が選んだ中身は、綾花が、バタートフィー、プリッツル、チョコレートクッキービッツ、私は、アーモンド、レンボージミー、トニーは、アーモンドのみ。これらの中身をみて、『チョコレートの占いなんてものがあれば面白いな』って思たけど、これって完全に日本人の感覚ですよね。