アロハ〜!5(最終日)

 楽しいバカンスも今日でおしまい。といっても、フライトは、午後7時半なので、今日も結構遊べるのだ。8時頃起きて、サンドイッチやバナナを、ビーチ沿いのベンチに腰掛け食べていると、綾花は、海に入りたくてたまらないようだ。チェックアウトが12時という事もあるので、ひと泳ぎする事に。綾花とトニーがビーチで待っていて、私は、部屋に綾花の着替えを取りにいく事に。この間、ほんの数分なのに、綾花は、既にびしょぬれになっていた。
 私たちの遊んだビーチは、波よけの堤防があったので、ほとんど波がなく、しかもなかなかの遠浅なので、綾花も一人でよく遊んだ。でも、長時間水につかりすぎて、体が冷えてくるとタオルにくるまって、ミイラのように横になって、近くにいたお年寄り達に笑いをもたらしていた。ある程度体が温まると、こんどは、砂遊び。砂でつくった湖に、海の水を入れては、それを壊しての繰り返し。オハイオから持って来た、小さなバケツも大活躍でした。

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 さて、ハワイ旅行というと、日本では、買い物の代名詞みたいなものだけど、多くのアメリカ人にとっては、第二次世界大戦に攻撃された戦地を訪れるのが大きな目的となる。実際、真珠湾を訪れてみると、観光バスでやって来ているのは、ほとんどがアメリカ人。日本人観光客をよく見かける、ワイキキのショッピング街と同じ島にいる事が不思議に思えてしまう。 日本人の私としては、ここを訪れるのには、非常に違和感があったが、歴史好きなトニーの情熱を無視するのもかわいそうだったので、OKした。が、決め手となったのは、トニーのおばさんのお父さんが、ここ真珠湾に展示されている、戦争当時活躍したボウフィンという潜水艦の無線技師だったのだが、、私たちがハワイに行く事を知った叔母に、彼女の父親が座っていた椅子を写真に収めて来て欲しいという願いを託されたのだ。
 潜水艦内は、子供の立ち入りは禁止されたため、トニー一人で、カメラを抱えて行って来た。潜水艦内で、トニーが無線室を探していると、係員に「なんで無線室に興味があるの?」と聞かれたので、ここに来た理由を話すと、いきなりヴィップ対応になってしまったそうだ。「この方のおじさんは、国に尽くされた方だ!そこをどいてどいて」と係員が、トニーを無線室まで案内して、立ち入り禁止の部屋にも関わらず、部屋に入って、おじさんが座っていた椅子に座らせてもらい、写真まで撮ってくれた。その写真をインターネットに載せて、この係員がトラブルになるもの悪いので、ここでは、控えることにする。それにしても、トニーは、なんだか気恥ずかしかった、と言っていた。そうでしょうね、本人は、軍隊とは一切無縁なんだから。

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 真珠湾の後には、島の西にある、「エワビーチ」までドライブして、空港に向かった。朝から遊びほうけた綾花は、もうかなり疲れているようで、相当ぐずったけど、飛行機にのって1時間以内には、熟睡。その後、別の飛行機に乗り換える間も寝ていて、やっと起きたのは、ヒューストンークリーブランドの飛行機内で、綾花の足下にいた犬に、足をなめられた時だった。しかし、それも5分程度で、また熟睡。家に着いても、4時間程寝ていました。そして、目が覚めると、「お母さん、ハワイに行こうよ」と一言。また、いきたいねえ、と3人で顔見合わせました。

アロハ〜!4

 本日は、オアフ島の探索に出かけました。 最初に訪ねたのは、島の中央にある、ドールパイナップルプランテーション。ここで有名なのは、世界で最大規模の迷路らしいけど、とりあえず私たちが向かったのは、プランテーション内を15分かけて巡る電車。ハワイでは、至る所でそうなのだが、この電車もまた、英語、日本語両方の説明が聞けるようになっていた。私たちのような家族には、看板やアナウンスを聞いて、同時に同じ事を理解できるこの環境は、非常にありがたいものである。
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 ドールプランテーションの後私たちが向かったのは、大きな波で有名な、ノースショアーの海岸だ。私たちが選んだのは、ワイメアビーチ。この地域の静かな海岸では、ウミガメが日光浴に現れると、ワイキキビーチで知り合った地元の人が言っていたが、私たちは、観光客が集まるところしか行かなかったので、出会える事はなかった。このビーチの高波は、海底の造りに寄るものだと、テレビで見たことがあった。確かに、すごい波で、私と綾花は、砂で遊ぶしかなかったけど、トニーは、海に飛び込んで、波にもまれていた。(写真の波のどこかに、トニーがいます。)
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 ワイメアビーチですっかり波にもまれ、(本人曰く)「死にかけた」らしいトニーは、今度は、生きている証の空腹を訴えた。ので、海岸沿いに車を走らせ、トラックでエビを料理して食べさせてくれる「ジオバン二」という屋台をめざした。似たようなエビ屋の屋台が沢山あったけど、本家本元(らしい)ジオバン二にこだわる事に。途中数件のフルーツスタンドを通り過ぎ、車の窓から外を眺めていた綾花は、ココナッツを食べてみたいと大騒ぎ。幸い、ジオバン二でココナッツのジュースが売っていたので、早速買ってみた。買う前に、トニーが、
「多分恵美が想像するような飲み物では、ないよ」と忠告を与えてくれたのも関わらず、私は、シャーベット状のココナッツミルクが飲めるものと信じて疑わなかった。人生の経験の浅い綾花も、少なからず、甘いものが飲めると思っていたんだろう。一口飲むと、「Daddy, this was totally bad idea」と一言。残りは、私が全部飲んでいいと、譲ってくれた。イメージが先行しすぎた経験の一つでした。
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アロハ〜! 3

昨日、ベンチで隣に腰掛けた、コロラド出身のおじさんが言っていた「ハワイに来たら、時差ぼけになってなんかいられないねえ」という言葉の通り、本日我が家は、皆8時までぐっすり眠りほうけてしまった。それにしても、目覚めるとすぐ前にビーチが広がる、この贅沢さ。思わず、お土産屋さんで仕事を探して、住み着いてしまいたい衝動に駆られる。まあ、観光客だから、いいところだけがキラキラ光って見えるんだろうな。

 さて本日は、綾花のリクエストで、プールで泳ぐ事に。私たちの滞在しているホテルのプールは、リゾートホテルのプールにしては、あまりに飾りのなさ過ぎる気もするが、なんと言っても、ビーチの目の前のロケーションなので、プールデッキから、美しい海が眺められる。プールで水遊びに夢中になっている綾花とトニーよりも、視線は、ついつい海の方へ。しかし、ハワイというのは、こんなに観光客であふれているのにも関わらず、孤独な島々だ。オアフ島を南に3000マイル行っても、海しかないのだという。そんな事を考えながら、水平線をぼんやり眺めて、午前が過ぎていった。

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 ところで、ハワイは、トロピカルな気候なだけに、大きくて立派な木が多い。大きな傘のような木があったり、大きく広がった木の枝からぶら下がっているつるを沢山つけた、バニヤンツリーがあったり。(写真の木)
このバニヤンツリーは、枝から垂れ下がったつるが地面につくと、そこから根を張って、木の幹になるのだそうだ。しかし、このつるは、多くの人を魅了する。だれでも、こんな木を見たら、つるにぶら下がって、「ア〜アア〜〜」なんて叫んでみたくなるものだ。この木の下で、綾花も私も30分近く、ぶら下がって遊んでしまった。

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 さて、さて、ワイキキの目抜き通り(というのかな)には、所々に、噴水というか、小さな滝みたいなものをあしらった水場が点在する。海がすぐそこにあっても、こういう水場は、結構心が休まるものであるが、今夜は、この水場が、大変な板面の的となってしまった。誰かが、バブルバスソープを入れたらしく、なんと、この水場が泡で埋もれてしまったのだ。通りかかった子供達は、泡にまみれて大喜び。私たちにとって幸いだったのは、綾花が疲れて寝ていた事だ。もし綾花が起きていたら、きっと泡まみれになっていただろう。しばらく眺めていると、警察が次から次へと現れるものの、泡の周りで、どうしていいのか呆然としていた。とりあえずは、眺めるしかないんでしょうね、こういうものって。その後、私たちは、ホテルへ引き上げてしまいましたが、どうやって泡の処分をしたのか、気になるところです。

アロハ〜! 2

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 昨晩、7時に眠りに就いた綾花は、朝2時頃から、1時間置き位に目を覚まし、結局朝4時半には、完全にお目覚めとなった。熱は、まだ若干あったけど、タイラノールを飲ませるとすぐに下がり、すっかり元気になった綾花に起こされ、私とトニーも渋々起床。まだ真っ暗な空のもと、ベランダに出て、星空を眺めたり、波の音を聞いていた。夜明け前のワイキキは、なかなか興味深い。私たちの様に、時差ぼけで目覚めてしまった観光客や地元のジョガーなど、案外多くの人が、道を行き来している。私たちのホテルの隣にある、公園の芝に水が撒かれるのも、夜明け前だった。
 
 さてハワイは、虹で有名だと、いろんな人のハワイ旅行サイトで読んでいたが、その通り、昨日も今日も虹がでたので、感心していたら、アメリカでは、”レインボーステイト”と言うのが、ハワイのニックネームだと言うということを、今更ながらトニーに教えられた。

 この夏、イタリアのビーチで海水浴を大いに楽しんだ綾花は、ここワイキキのビーチでも大はしゃぎ。今回は、波打ち際で、波が来たらジャンプして波を飛び越す事に夢中である。ビーチで大はしゃぎした後は、すっかり疲れ果て、深ーいお昼寝に。早朝、タイラノールを飲んで依頼、熱が戻る事もなく、無事1日が終わりかけた頃、インターネットに夢中になっているトニーを部屋に残して、母娘2人で、街の散策に。途中、夕日の沈むのを、ビーチ沿いの公園で眺めながらの写真撮影。

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 1日の始まりが早かった綾花は、夕日が沈むみ、辺りが暗くなると、すかっり眠そうになってしまったので、大急ぎでトニーと合流し、夕食を食べに。食事が終わる頃には、もうすっかり深い眠りについてしまった。明日も、また4時半から1日が始まるのだろうか? 私も早めに寝た方がいいんだろうな、と思いつつ、ブログの制作にかかっている私です。

アロハ〜! 1

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(ホテルのロビーにて)
 やっと着きました、ハワイ。 オハイオからテキサスのヒューストンまで3時間、その後ヒューストンからホノルルまで8時間の旅。このところ、飛行機の旅にあまり着いてない私たちは、またしても、ヒューストンーワイキキ間のフライトにトラブルが。飛行機搭乗時になって、いきなり、「飛行機にトラブルが発生しました。どのくらい時間がかかるかは、不明です」のアナウンスが。「はあ?」って感じで待つ事1時間。その後、乗客は、別便のホノルル行きのゲートに移され、その飛行機の残っている席に、乗れるだけの乗客を乗せるということになった。が、不思議なのは、待っていた乗客全員がその飛行機におさまってしまったのだ。しかも、それでも、飛行機内には、空席がかなりあった。
 ホノルルまでの飛行機の旅は、快適と言いたいところだが、不幸にも、綾花が熱を出してしまった。いつもなら、機内に熱さまシートとかタイラノールを持ち込むのに、今回に限って忘れてしまった。そんなものだ。それでも、綾花はなんとか、がんばってくれ、ホテルに到着。時間は、4時という事もあり、チェックインもスムースに行くと思いきや、今度は、私たちの滞在する部屋に行くと、誰かの鞄が、部屋に残っている。どう見ても、誰かが滞在している部屋なのだ。フロントに戻って、その旨伝えると、その部屋のひとは、既にチェックアウトして、部屋の掃除も終わっているのだ、と言い張る。なので、実際にその部屋に行ってチェックしてもらった。結局、ロビーで1時間近く待たされた後、なぜ鞄が残っているのかも、掃除の係が、掃除が終わったと言ったのかも不明のまま、違う部屋に案内された。飛行機の乗客の件といい、不思議な事がいっぱいの1日だ。
 綾花は、熱と時差ぼけでふらふらにも関わらず、部屋のベランダから見える海をみて、「ハワイに入りたい」(海の事をハワイと思い込んでいる)と、大はしゃぎ。が、コンビ二で買ってきたおにぎりとタイラノールをあげると、一気に深い眠りに。時差ぼけもあるので、本日は、私たちも、このまま寝る事に。お休みなさーい。