マラソン大会での大惨事

今日は、家の近所で「乳癌サポートのチャリテイー5キロマラソン大会」が開催され、このところジョギングに挑戦するのが好きな綾花とトニー2人、トニーの弟一家4人が参加して来ました。参加料は一人$30と高めですが、収益金は乳癌の為のリサーチや乳癌患者で手術費の払えない人たちのサポートに使われるということで、だれかの役に立つので良しとしましょう。

開始は朝8時半。気温は24度くらいで低めでしたが、湿度が高く、また道のりは緩い坂道が長い事続いたので、かなりきつかった様です。これまで綾花が参加したマラソン大会は、子供向けばかりだったけど、今回は子供向けの設定がなかったせいか、綾花が最年少の様でした。最年少という事に加え、普段トレーニングしていないことと、朝食をしっかり食べなかった事と、睡眠不足が重なって、1キロ程走った所でばててしまったものの、棄権する事を拒否してなんとか歩き通し、55分で最階位でゴールしたのだそうです。(私は、家で寝てました。へへ)正確には、綾花に付き添って歩いていたトニーが最階位だった様ですが。

 

マラソン大会だというのに、寝不足だの、朝ご飯抜きだの、、、、やる気はあるのか?!とお叱りを受けてしまいそうで恐縮なのですが、実は、このマラソン大会への出場を決めたのは、2日前の事。トニーの弟家族が参加するので一緒にどう?と誘いを受けたものの、前日の晩にはクリーブランドオーケストラのコンサートに行く予定になっていたのね。だからマラソン大会への参加は無理だと言い聞かせたんだけど、わけの分からない自信を持った綾花は、寝不足にはならない、と言い切ってマラソン大会への参加を無理矢理実行することになり、仕方なくトニーもお供でっていうことだったのね。

この綾花のわけの分からない自信というのは、最近色んな面で目立っていてとても扱いにくいの。この年頃特有らしいのだけど、何かにつけて自分の意見が正しいと思い込んでいて、会話していても、私やトニーの言う事は間違っている、、、という展開になり、普通に会話が成り立たないの。これ、経験した事のある人なら分かってくれると思うけど、本当にストレスなのよ。だからね、私はもう半分無視して、勝手にして頂戴ということで、昨晩コンサートから戻っても、あえて「早く寝なさい」も言わなかったし、今朝も「自分で朝食を、冷蔵庫の中にあるものから選んで食べて行きなさい」ということにしたの。そしたら、夕べも長い事本を読んでいたし、朝食も「食べなくても平気」と言って、バナナを2口程度食べただけだったんだて。ちょっと意地悪ママっぽいけど、結果を聞いた時には「そら見た事か!」って、そう思ってしまったわ。

 

ところが家に帰って来た綾花には、反省の色等全く見えずに、「あー楽しかった」とか、「会場の人に褒められた」とか言っているの。でも確かに、最階位でゴールした綾花が目立っていた事もあって、元乳癌患者の参加者の方々が何人か綾花に、「参加してくれて有り難う」と言う言葉をかけて下さったそうで、綾花もすっかりいい気分になってしまった様なの。もう私の思惑とは逆の方向に話が進んでしまって、ますますストレスよ(怒)。

でもね私も日頃のストレスがあって、綾花に対して意地悪な気持ちになっていたけど、今年は日頃から綾花のバイオリン伴奏をしてくれている私の友人が乳癌になってしまい、5月には癌の摘出手術を経験し、体に残された癌細胞をすべて消す為に、先月からは抗がん剤治療を行なっていて大変な思いをしているので、綾花もきっと彼女のこととか頭の隅にあるのだろうな、、、、と出来るだけいい様に考える事にしたの。

そうそう、この友人は今は抗がん剤治療で本当に大変な思いはしているけど、生死という問題には至っていないのである面安心ですが、この友人には3月に胃がんで亡くなった知り合いがいるの。なんでこんな事、私のブログに書くかって言うとね、実は、亡くなった女性は、この地域のバイオリンの先生で、綾花が日頃参加する音楽イベントで顔を合わせる機会が多かったので、私も綾花も深く記憶にあるの。そしてよくクラッシックコンサートでも顔を合わせる事が多かったんだけど、昨晩出かけたコンサートで、そのご主人とお嬢さんを見かけたの。昨年のこの時期にも、同じ会場で行なわれたコンサートでこのご一家にはお目にかかったんだけど、その時はまだ奥様はご健在だった。友人の話では、その頃に癌が分かったって言う事なので、胃がんと診断されて8ヶ月でこの世を去ってしまったのね。ちょっと恐ろしい話でしょう。昨晩、そのご主人とお嬢さんを見かけたとき、胸が締め付けられる思いだったわ。

そんな事もあったので、今友人を苦しませている乳癌の患者さんの為に、わずかでも役に立つのなら、こんな悲惨な結果のマラソン大会でも参加してよかった、と言う事にしたのよ。