木登りの思い出

私の日課の1つは、1時間の犬の散歩。毎日飽きもせず同じコースを歩いているんだけど、ブレイデイーも毎日飽きもせず、同じ角の匂いをかいだり、同じ木におしっこかけたり、ナンバー2する場所も大体同じ場所。(ナンバー2って英語のスラングで大便のことよ。失礼)

このお散歩コースで通り過ぎる教会は8つ。家の住宅街って本当に沢山の教会があるわあ、って2年以上も歩いている場所なのに、いつもそう思うの。そのうちの1つで、特にとんがり屋根をしている教会が 3日程前から屋根のシングル(アスファルト素材で出来た屋根素材)の張り替え作業を開始したのを機に、その進み具合の確認も毎日の日課に加わったの。(なんだか歳より臭い趣味だね)

今日私がその教会の横を通り過ぎた時はちょうどお昼時、作業員はランチタイムだったんだけど、2人の人がね 屋根の上でサンドイッチを食べていたの。なんかとっても羨ましかった、、、、サンドイッチの事じゃないの、屋根の上でピクニックしている事が。

私、昔木登りが大好きで、親戚のおじさんの庭にある木によく登ったのを、屋根でピクニックしているお兄さんをみてたら、急に思い出してしまった。おじさんの家は山の麓にあって庭には、沢が流れていてそれが途中でちょっとした池になっているの。その沢のちょっと大きめな石を持ち上げると沢ガニがいて、よく捕まえたなあ。私がよく登ったおじさんの庭の木は、大きな幹が敷地からはみ出ていて、塀の向こうの一般道の上を覆いかぶさる様な感じだった。その幹の上に這いつくばって、その道を通る車や自転車に乗っている人を眺めて楽しんでいたの。ちなみに、すごく田舎だったから、その道を通る人も滅多にいなかったんだけどね。

ある夏、おじさんの家の庭に遊びに行ってね(私の実家からは自転車で20分程だったから、よく一人で遊びに行ったの)、いつもの事ながら留守でも、勝手に庭に入って木登りしたの。例の幹の上に這いつくばって通り過ぎる人ウオッチングをしていたんだけど、何十分も誰も通らないの。そしたらだんだん不安になって来て、いつもなら簡単に下りられるのに余りの心細さのせいか、足が震えて下りられなくなっちゃってかなり焦ってしまった。そこに、日本の選挙シーズンではおなじみの選挙カーがやって来たの。あの車って、ハンドマイクでもの凄い大きな声をあげて、立候補社の名前やらを叫んでいるでしょう、だから車の姿は見えなかったけど、その声が近づいてくるのが分かったから、「もうこの人たちに助けてもらう他ない」と、車の姿が見えたら即、選挙カーの騒音にまけないくらい大きな声で「助けて下さーい」って叫んだの。

私を助けてくれたのは、その立候補者、張本人だった。木の上の私に差し伸べてくれた白い手袋をつけていた手は、今でもよく覚えている。私にとっては天使の手のようだったから。 そこへ親戚の叔母さんが帰って来て、立候補社はつかさず自分の勇気ある?救命体験を話して聞かせていたわ。この叔母さんが私の母と思って、貴重な一票をお願いしたのよね、きっと。でもね,、、、、実は、この私を救ってくれた天使の手を持つおじさんは、私の父が後援会をサポートしていた別の立候補者のライバルでね、、、、、叔母さんがこのことを父に話したので、ひどく叱られてしまったの。それもそうよね。

記憶は余り確かでないけど、その経験以降 木登りは卒業したんだと思う。他に木に登った思い出ってないから。その代わり、綾花がね木登り好きなんだあ。4才か5才の時に行ったグアムの写真でも木に登っているし、同じ頃、日本で通った春休み保育で、お迎えに行くと必ず、「今日も綾花ちゃん、園庭の木に登っては、何十分もおりて来ませんでしたよ」とよく言われた。家の近所の松の木にもよく登るから、松やにのしみの付いた洋服がいっぱいあるの。やっぱり、こういうのって血なのかしらね?

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。