巨匠と弟子

隔週土曜に行われているヴァイオリンのグループレッスンの際、パフォーマンスアワーという時間がある。この時間には、全生徒誰でも、最近仕上げた曲を皆に披露出来るのだけど、2週間前のパフォーマンスアワーでは、実に3人の生徒さんのみの演奏だったので、綾花のヴァイオリンの先生がドボルジャークのヒューモレスクを披露してくれた。

その時の演奏をビデオに収めておいたのを今日になって思い出したので、暇つぶしに見てみた。そしたら すごいことに気がついたの。

 

綾花の演奏と先生の演奏の 音楽的な表現の方法がそっくり。

 

ヒョーモレスクは、弾き手によってかなり表情を変える曲で、約1年前にこの曲に取りかかった時に、6人の演奏家のヒューモレスクを聴き比べ、どれ1つとして同じ印象はなかったのを覚えています。綾花も自分なりに表現を作っていいと先生から言われて、かなり個性的に弾いていた様に感じたんだけど、、、、綾花のヒューモレスクは先生のと全く同じ印象。この驚きをトニーや綾花に伝えると、

「だって、先生からそう習っているんだもの、同じ表現になるに決まっているじゃないの」

と、、、確かにそうだけど、、、、、、、

綾花は先生の弟子になる訳だから、確かに演奏の質は似ていて当然なんだけどね、、、ここまで瓜二つってやっぱり私には、素通り出来ないものを感じるの。

 

綾花の通うスズキ音楽学校には、3人のヴァイオリンの先生がいらっしゃるんだけど、是非 他の先生のヒューモレスクとその生徒さんの弾き方を聴いてみたくなっちゃいました。音楽の面白さが段々分かって来た様な、、、、

物忘れ

ここ数年、老化現象が徐々に出始めているんだけど、特に 物忘れ 現象が著しい。

まあ、これは老化現象というより、社会的な立場から(一応大人だから)大小さまざまな問題と日々向かい合わなければいけないので、ごく自然に優先順位をつけ、然程大きくもない問題は、後回し、もしくは忘れてしまう という都合のいい癖がついているんだよね。

で、大変な事忘れてました。それは、この地域の冬は 寒さ厳しい ってこと。

今年は、大歓迎な暖冬で 犬の散歩も毎日順調に出かけられていたし、秋から帰宅後にジョギングをする習慣をつけていたトニーも、今でも毎晩ジョギングに行くし、先週の雪も 「珍しくどか雪ね」なんて片つけてしまったし、、、、で、今朝一番、犬を外に出す為に台所のドアーを開けたら冷凍庫。(ヒョエー) 犬も外に出たがらなかった、、、外気はなんと、摂氏ー17度。

「あり得なーい」

って叫んでみたけど、毎年こんな感じじゃん、、、とダーリン。

「いっけな〜い。すっかり忘れていました。」

どんなに優先順位を下げて忘れてしまいたくとも、そうも行かない事って あるんですよね。

こんな日に限って……..でも結果はよし

今年の冬はもの凄い暖冬で、私の住んでいる市では、12月分の雪の除雪作業が予想を大きく下回ったため、予定していた予算をかなり節約出来たそうです。でも、スキー場とか、スノーモービル販売とか、雪かきを職業にしている人達にとっては、大きな痛手となっているのよね、、、、世の中上手くいかないものね。

 

と悠長な事を言っていたら、今日は大雪。こんな日に限って、クリーブランドオーケストラを聞きにいく事に。今日の雪は、この地域特有のレイクエフェクツスノーってやつで、我が家からクリーブランドの間が大雪地帯になっているので、コンサート会場までは決死の覚悟で運転しなければいけない(涙)

危険は承知だけど、どうしても聞きたいブラームスのバイオリンコンチェルト。助手席にクラッシック好きなお友達を従え、頑張って出かけて来ました。途中、何台かの車が事故を起こしたり、路肩に突っ込んだりしていましたが、何とか無事に会場までたどり着きました。でも途中道路の渋滞にはまってしまったために、コンサートには遅刻し、前半のオーケストラは聴きのがし、ソリストのコンチェルトの1楽章の途中からしか聞けませんでした。それでも、満足。ソリストとオーケストラの会話の様な共演ぶりが、とっても素敵でした。

☟1930年前半に建てられた、豪華なシベランスホール

ところで、今日のバイオリニストは、元々予定していた方が病気で弾けなくなったとの事で、3日程前にJulian Rachlinという方(多分クロアチアの人と思います)に変更すると、クリーブランドオーケストラからE-mailが届いていました。実際に代講をする事が決まったのは、もう少し前だと思うけど、即座に引き受けて演奏出来るというのは、さすがにプロです。しかも、この人とっても美男子。この方のウエッブサイトはこちら☞http://www.julianrachlin.com/雪嵐のドライブの後だけに、目にも耳にも良い保養となりました。

 

さらにボーナスが!

シベランスホールをじっくり観たいと友人が言うので、コンサート終了後建物をしばし見学していると、オーケストラメンバーのチェリスト2人が、このコンサートを鑑賞しに来た中高生らしき生徒たちにレクチャーを開始したので、ちゃっかり私達2人も会場の最後尾で見学してしまいました。実は、このチェリスト2人は、クリーブランドオーケストラのチェリストの中で特に美男子な2名で、コンサートの度にこの2名を見ては楽しんでいたんです。この2人、コンサートの始まる前とか後とか、いつも親しげに話をしているのはよく目撃していたんですが、なんとクリーブランドオーケストラに入る以前からの友人で、クリーブランド音楽院の学生時代にはルームメイトだったんだって。おたがい長ーいおつきあいだったんですね。

このレクチャーの際、チェリストの一人、ブライアンさんが2曲、チェロの曲を弾いてくれ、遅刻して聞けなかった分をそれでカバー出来た様な、、、、、、

 

今日は、思いがけず 3人の美男子の演奏と声が聞け、大満足でありました。レイクエフェクツスノーに負けず、頑張って運転してよかった♡

 

 

 

久しぶりのカルチャーショック

昨日は休み明けの初登校。下校後 綾花の体調がいまいち優れない様子だったので、早めにベッドに送りこんだのですが…….案の定、9時ごろ嘔吐してしまいました。 (本当に、綾花は毎年嘔吐するの。ある年は、12月から4月まで毎月必ず嘔吐していました。)

しばらく考えましたが、どう考えても明日登校させるのは、余りに冷淡すぎるかな、、、、と思って、まずは担任にメールをし、毎朝、学校に一緒に行く従兄弟の母(義妹)に電話して、明日は学校を休ませる旨伝えると、

妹:「病気になったのが、ホリデー中でなくってよかったわね〜」

私: 言っている事の主旨が分からず 「?????」

妹:「折角の休みが、病気で台無しになったら 楽しくないでしょう?」

私: なるほどと思いつつ 「でも学校を休ませる事の方がいやよ。病気はホリデー中に終わって欲しかったわ」

妹:「あなたって、変な人(笑い)」

子供に学校を休ませるのがいやって、変な人かな? 普通は、私みたいなのが一般的に思えるんだけど。

でもね、最近色々気がつき始めたんだけど、私が普通って考える事は、必ずしも普通でない事が多いのがこの国なんだよね。綾花曰く アメリカの多くの家庭ではね、子供がある程度の歳になったら、朝食の準備ってしないんだって。子供達は、シリアルにミルクをかけて勝手に食べるんだって。朝ご飯って、3食の中で一番大事なものだと、日本では言われているでしょう? 私もそれが基本で、学校でしっかりお勉強に集中出来る様に、バランスの良い品目をしっかり食べさせて、「いってらしゃーい、今日もしっかりお勉強するのよ〜」って送り出すのって、普通の事だと思っていたんだけど、、、

で、このいとこの家もそうなの。綾花は、この家へのお泊まりが余り好きでないんだけど、理由は、朝起きても放って置かれる事。お泊まりは大体週末なので、お父さんお母さんは、大分朝寝坊さんのようで、起きたら子供達は勝手にシリアルを食べているんだと、、、、、一方我が家の週末の朝食は、お好み焼き鉄板を使ってパンケーキを自分で焼いたり、オムレツを作ったり、1週間で一番楽しい朝食なので、出来れば綾花は、こちらの朝食を頂きたいんですよね。子供ながら食べ物には(子供だからこそ?)弱いのよね〜。

 

ちょっと前に、中国系アメリカ人の女性が書いた子育本 「タイガーマザー」ってのが話題になって、このお母さんへのバッシングがすごかったけど、私の義妹の様なアメリカンからしたら、タイガーマザーは、幼児虐待の何ものでもなくなっちゃうんだろうな、、、とちょっと納得。

ちなみに、私はタイガーマザーの基本的な子育に対する考えには、どちらかというと賛成です。でもあそこまで極端にはなれません。

初夢 〜夢は大きい方がいい!〜

今年の夏は日本には行かないんです。 ☜唐突すぎる書き出しですね(笑い)

8月には義妹の結婚式があって、毎年恒例の夏の家族旅行も今年はないかも…….(といいつつ、大体あるんだけど)

 

で、思いついてしまいました、いけない事。

 

アメリカ横断旅行

 

今年の抱負は?とトニーに聞かれ、思わず

”Across the continent”

抱負ではないですよね、夢ですよね。でも、思いついてしまったの。

 

まっ、いつもの戯言で終わる様な気もしないんでもないんですが、一応 夢 ということで、ここに書かせて頂きました。

謹賀新年

皆さん、新年明けましておめでとうございます。

あー♡

アメリカに来て今年程、お正月らしいお正月は、始めて。

なにが?って

実は、おせち料理を用意したんです。じゃじゃーん!

お料理が得意でチャレンジャーなお友達が企画してくれた、おせちの会に参加させてもらい、昨日お友達の家で、4人でわいわいガヤガヤいいながらつくったの♡。

材料は、ほとんどこちらの食材店で調達したんだけど、昆布巻きと栗の甘露煮は、日本から送って頂いたものを使用したんです。ヨーロッパに暮らしている友人の話を聞いていると、アメリカは、和食材の調達に関しては非常に恵まれている様ですが、おせち作りの話を持ちかけられた時には、正直ここまで立派に出来るなんて思ってもいませんでした。(友人ごめん)

そうそう、お餅もね…….みんな色々工夫するもので、アメリカ在住の人のブログで知ったのですが、炊飯器で餅米を蒸して、キッチンエイドのスタンデイングミキサーでつくことが出来るの。この方法でキッチンエイドを持っている友人がお餅作りに挑戦してくれたけど、美味しかったよ。焼きもちが好きな綾花に、このお餅で初めてお雑煮を用意してあげたら、こちらも大変気に入っていました。今年は、我が家でもキッチンエイドのスタンデイングミキサーを是非導入したいものです。

新年早々、豪華な朝ご飯で我が家は、今年も安泰、安泰。(ホント?)