ケリーズアイランドで化石探し

この夏、エリー湖に浮かぶ島、ケリーズアイランドに遊びに行った友人から、沢山の化石が拾えるという事を聞いて、寒い季節になる前に是非行きたいと思っていたケリーズアイランド。雨という天気予報だったこの週末ですが、有り難いことに予報が外れてくれたので、早速遊びに行ってきました。

ケリーズアイランドまでは、サンダスキーから30分程離れたマーブルヘッドという小さな町から出ているフェリーに乗って出掛けました。ケリーズアイランドはとても小さな島なので、フェリー到着の港でレンタルしているゴルフカートでまわるのも可能だと聞いていましたが、2時間程レンタルするのと車をフェリーに乗せる価格がほぼ同額だったので、車を乗せて島に行く事にしました。ちなみに港に車を駐車してフェリーに乗る場合には、駐車料金が$8かかります。

大人2名、子供1名、車の積み込みの往復料金は、$72。意外な高額にちょっと驚きましたが、島の探検の為には、泳いで渡る訳にも行かないので仕方ない、、、、

島に渡ってまず最初に向かったのは、イーストウオーター採石場跡。友人情報では、ここで拾った石のほとんどに何かしらの化石が見つかる、というのだ。

 

私のインスタントなリサーチでは、オハイオは昔(4億年程前の話)トロピカルな海底だったそうで、この時期の化石がオハイオ州全般で見つけられるということです。この時期に砂や泥の沈殿物が海底に積もって、海底の動植物が化石化されたという事です。その後、プレートが移動しながら海底が押し上げられて行った結果、私達がこうして化石を見つける事が出来る様に至ったのだそうです。

 

海底に積もった砂や泥が押し固められて出来たのがライムストーンと呼ばれる石で、この石は、建物の外壁などに使われるため、オハイオ各地で採石場がよく見られます。この採石場で掘られた大きな穴に、雨水がたまって出来た池は、オハイオ上空を飛行機で飛ぶ際に、よく眼につきます。次回飛行機に乗る際には、是非気にかけてみて見るのも面白いですね。

この採石場跡の周りの石を拾うと、友人の言っていた通り、ほとんどのものに化石が見られました。そして、地面に大きく横たわる岩にも、沢山の化石が見られました。上の写真は、大きな岩一面に見られた貝の化石です。貝のたまり場だったんでしょうか?最初のうちは、化石を見つける度に感激していた私達も、次から次への出てくる化石に感覚が麻痺してきて感激も程々に。そしてその跡は、氷河の移動跡(Glacial Grooves)が見られる場所へ向かいました。

この不思議な地形は、約1万8千年程前のアイスエイジに氷河が成長してく過程で出来た跡だそうです。30メートル以上もの高さの氷山が北から南に成長して行く過程で、氷山の底にあった様々な大きなの岩が地表を転がり、地中にあった4億年程前のデボン紀の頃のライムストーンの基石を削って出来た跡です。現在この地形は、国に保護されていて、見学の際には、フェンス越しでないと見られないので、近くに行く事はできませんが、表面をよく見ると沢山の化石を見る事が出来ます。

 

ちなみにオハイオの地形は、小学校4年で取り組む課題で、このGlacial Groovesは、大抵の教科書に取り上げられているようなので、この年頃の子供がいたら、是非学習を兼ねて、ここに遊びにくるもの良いと思います。

 

Glacial Grooves見学後は、道を挟んで向かいにあるパブリックビーチに出掛けてみました。ここは、小さな湾になっていて、かなり遠浅のような感じでした。こういう場所に来ると、子供は水に入りたくなるのはごく自然のことで、綾花も水に入りたいとかなり粘っていましたが、水着もなく冷たそうな水だったので、何とか諦めさせましたが、その後1時間程は、かなりご機嫌斜めで一言も口を聞きませんでした。(ま、静かでいいんだけど)

最後は港近くに戻って、何件かあるレストランの一件を選んで、ちょっと遅めのランチを食べて、フェリー乗り場へ。結局この島で過ごしたのは、3時間程でした。今日行った場所は、1日あれば歩いてまわれそうな感じでした。次回来る事があれば、もう少し早めに島に渡って、トレイルハイクを楽しみつつ、子供を水辺で遊ばせるのもいいかな、、、というのが感想です。

 

 

Horseman ship

今現在 綾花が通っている、ステイブル(乗馬レッスン場所のこと)で乗馬を始めてそろそろ4ヶ月。 この夏は、カンター(軽早足)が出来る様になり、ますます乗馬の魅力に引き込まれつつあります。

ところで、乗馬をしているというと、「お嬢様〜」という言葉がよく聞かれますが、実際乗馬をしている娘を見ていると、そんな言葉のイメージからは大分かけ離れたものにしか見えません。まあ、最初のうちは、毎回毎回決して安いとは言えない金額を出して、馬に乗って一体何の役に立つのだろう、、、、と少しは疑問にも思っていたのですが、最近その考えが変わりつつあります。

ホースマンシップ という言葉があるのですが、これは乗馬を通じて自然に身につけて行く作法みたいなものです。例えば、馬に乗る前に、馬のブラッシングを一通り行なって、器具を取り付ける。乗った後には、器具を外し、馬の汗を拭き取ってあげて、またブラッシングをしてあげる等など、、、、馬に取り付ける器具にも色々な物があって、例えば手縄などは、持ち運ぶ際には肩にかけるなど、それぞれの器具にも扱い方があるんです。これらの器具を保存しておく部屋をタックルームと呼びますが、この部屋の中でも、それぞれの器具を置く場所が決まっていて、使用後は必ずそこに戻すこと。ブラッシング用のブラシも何種類もあって、目的によって使い分ける等、、、、何かにつけて無駄がなく、すべてが計算的に感じられます。綾花の乗馬について行って見学して行くうちに、昔、短期間だけ挑戦した茶道の世界に通じるものがある様に思えてきました。

また、綾花の通っているステイブルの素晴らしいところは、子供達がある程度の年齢になると、週末の半日程を、馬小屋の掃除や馬の世話に駆り出されます。馬を飼育するという事は本当に労力を使うもので、こういう苦労を知りつつ馬に乗る歓びを味あわせてもらえる、貴重な経験だと思います。そしてさらに成長すると、小さな生徒さんのインストラクターになる教育もしてもらえます。実際綾花がここに通い始めた時の先生は、18歳の高校生のお姉さんでした。綾花に優しく指導する姿は、決して18歳には見えない風格でしたが、時々乗馬友だちと話している会話を聞くと、やっぱり高校生だなあ、、、、と感じたりもしました。その先生も、この夏から大学生となって、オハイオを離れてしまい、今は、また新しい高校生のお姉さんが、ステイブルマスター(女性だけどね)に習いながら、綾花のレッスンを指導して下さっています。綾花もレッスンを受けつつ、このステイブルでの自分の将来を垣間みているんでしょうね。こういう社会に幼いうちから属せるという事は、今時の時代、とても貴重な事だと思います。そんな考えで、乗馬のレッスンというのは、我が家においては、大変有効な習い事なんですねえ、、、、

そうそう、先日レッスンから帰ってきた綾花が、家の中で妙に静かにしているのでへんだなあ、、、と思ったのですが、玄関で、せっせとブーツとヘルメットを磨いていました。たしかその日は、ステイブルでも、何人かの子供達がサドルや手綱を磨いていたんですよね。こういう影響は、理想的ですよね。

50日チャレンジ

今更夏休みの話をするのもなんですが、、、、、、、、、、

この夏休みに、バイオリンの先生から 学年年齢を問わず 全生徒に出された課題がありました。それは、「50日間練習すること」。 この50日間というのは、ほとんどの生徒の夏休みが始まった、6月1週目から8月17日までの2ヶ月ちょっとの間の50日という事です。

当初、余程の事がない限り毎日練習をする綾花なので、まあ軽くこなせるでしょう、、、なんて思っていたのですが、夏休み開始直後,1週間私とトニー抜きでファミリーヴァケ−ションに出掛け、その間は、もちろん練習なし。そして、8月には、2泊3日のホースキャンプを予定していたので、必然的にこの3日間も練習は出来なくなります。日本に出掛ける前に、改めて残された日数を計算してみると、日本滞在中も、その後に予定していた旅行中もほぼ毎日引き続けないと、とても50日間は、終わらせられない事に気がつきました。

という訳で、日本滞在中の時差ぼけ中、国内旅行中も常にバイオリンは視野に中において、時間を見つけ出しては、毎日頑張って練習を続けました。特にあの暑い日本の夏は、バイオリンをあごで押さえるのがとても不快に感じられるもので、布切れをバイオリンに置いて汗を吸い取りながら練習したり、デイズニーランドで遊びまくったその日の晩も、ホテルで隣の部屋を気にしつつも弾いたり、日本から戻った後の昼夜逆の生活中でも、トニーの睡眠を妨害するのは分かりつつ練習したりと、、、、、意外にも、夏休み中の練習というのは、こういうチャレンジを与えてもらわないと、案外妥協しがちな状況が多いことに気がつきました。それでも、目標の50日間は、締め切りの3日前の8月13日に終わらせる事が出来ました。

先週は、全生徒がこの結果を先生に報告する事になっていたのですが、約35人の生徒の中で50日間の練習を達成出来たのは、わずか5人という、私達の想定外の結果でした。我が家では、まあ、だいたいの生徒は出来ているはずだよね、、、ということで、50日終わった時点でも、「おおー終わったねー」程度の褒め言葉だったのですが、案外大きな達成だったんですね。バイオリンの練習に関しては、始めた当初から、日常的なもの(食事をとる事と一緒)としてきたので、練習をしたからどうのこうの、、、、というスタンスは、我が家にはないのですが、今回は、ちょっと特別扱いしてあげようということで、兼ねてから欲しがっていた、TWINKLE  TOES という スケッチャーズのつま先がキラキラしたデザインのスニーカーをプレゼントしてあげました。

☝目標を達成するにあたって、先生から与えられたチャレンジカレンダーに、練習を行なった日を書き込んで、好きなシールを貼っていきましたが、日本にいる間は、ペコちゃんチョコのおまけのシールを貼ったり、デイズニー土産のシールをはったり、貼ったシールでその時の状況が思い出されて、なかなか話のネタになったりしています。

Fall Hiking Spree

我が家でよく散歩やイベントに使うサミット郡のメトロパークでは、毎年秋に、Fall Hiking Spreeというイベントがあります。サミット郡内には、数10カ所にハイキングトレイル(遊歩道)を備えた自然公園がいくつかあり、毎年9月1日から11月30日の間に、公園側が指定したトレイルを8ヶ所ハイキングするものです。我が家では、昨年もチャレンジしたのですが、8カ所のハイキングを終わらせることは出来ませんでした。昨年の主な敗因は、2ヶ月間あるので悠々と構え過ぎていたら、10月の週末には色んなイベントが入り、11月になったら天気が悪くて外に出る気がなくなった、、、、と。そこで今年は、ハイペースでハイキングをこなして行く作戦に。

第一番のハイキングは、9月2日の金曜日の晩、我が家から一番近メトロパークでキャンプファイヤーを囲んだコンサートがあったので、そのイベントに参加する前に、そこのトレイルをこなす事に。その2日後の日曜には、お昼過ぎから立て続けに2カ所をこなし、日が沈みかけた頃、トニーと綾花はもう1カ所のトレイルハイキングへ出掛けて行きました。そちらのトレイルは、翌火曜日の友人の子供のベイビーシッターの際、その子と散歩がわりに出掛けて私もしっかり制覇しました。

さらに木曜の夕食前に、一番新しいトレイルへ出掛け、開始1週間以内に5カ所制覇です。そして天気が不安定なこの週末でしたが、昨日は、今にも雨が降り出しそうな天候に文句を言う綾花とトニーの背中を押して、子供向けバードウオッチングのイベントをやっていたパークへ出掛け、1時間のバードウッチングの後雨の降る中ハイキングを実行!もうこの時点で、残すところあと2カ所です。今朝の朝食の際には、3人とも本日で終了させる気満々でした。今日の天気予報は、ポップアップサンダーストームが広い範囲で発生するとの事。家から40分程離れたトレイルが最初の目的地でしたが、家を出る際には青空が広がっていたのに、移動中雨が降り出し、本日の挑戦は諦めかけたもののとりあえずトレイルまで行ってみると、雨はやみ晴れ間が広がってきました。このトレイルには、沢山の小川が流れているのですが、この小川の岸辺では化石がいっぱい見つかるんです。で、ハイキングの途中、小川の岸辺で化石を数個拾って、またハイキングへ。このハイキングが終わる頃には、空もすっかり晴れ渡り、日差しも大分強くなってきました。その後これまでお供してくれたブレイデイーをドロップオフするため、家まで戻る事に。その際にまた夕立に見舞われ、最後のハイキングが出来るかちょっと怪しい状況に。

ところでFall Hiking Spreeは、ハイキングするごとに規定の用紙に実施した日を書き入れ、8カ所終了した時点で、メトロパーク管理局に提出すると、初挑戦の人には、ハイキングステイックとバッジが、2度目以降の人には、バッジがもらえるんです。毎年違うデザインを用意されるバッジはステイックに釘で打ち付けられる様になっていて、ハイキング中に沢山のバッジを打ち込まれたステイックを持っている人を見かけたりする事もあります。我が家では、昨年からかのステイックの獲得が目標でいたんです。

昨年からのお目当てのステイックを今日中にもらえないかと、最後のトレイルは、公園管理局がある公園内のトレイルに出かけることに。そうすれば、そのハイキングを終わらせた後事務局で、即ステイックがもらえるという訳です。ステイックの引き渡しは、郵送でも行なっています。

さてさて、雲行きの怪しい天気ではありましたが、ひとまず最後の公園まで出掛けていきました。遠方では雷もなっていましたが、頭上には青空が広がっていたので、思い切ってスタートです。最後のトレイルは、1,1マイル(1.6キロ)と比較的短距離なので、万が一夕立が来ても走ってこなせる!と覚悟を決めました。こちらの森の中では、冬眠に備え、忙しく走り回って食べ物を探しまわるシマリスの姿を沢山見かけました。昨日のバードウッチングで、鳥の声と聞き間違えやすいのが、このシマリスの鳴き声だと教わったのですが、確かにシマリス達の発する声は、鳥の鳴き声にとても良く似ていました。と、そんなことを気にしているうちに、ハイキングは終了です。

公園の入り口にある管理事務所に立ち寄り、ハイキング中、綾花が大事に預かってくれていた規定の用紙に、最後のハイキングの実施日を書き込んで提出。その場で、念願のステイックを3本、そしてそのステイックに打ち込む、今年のデザインが施されたバッジとシールを頂きました。何のバッジもついていないステイックをもって嬉しそうに歩いている私達をみて、公園を出る際にすれ違った数組のハイカー達には、祝福の言葉をかけられたりもして、なんとも言えない嬉しい気分になりました。

家に戻ってから早速、ステイックにシールを貼ってバッチを打ち付けて、我が家の Fall Hiking Spree の終了です。トレイルハイキングは、健康にも良いし、2013年に目指している富士登山の訓練にもいいので、これからも引き続き実行して行く予定ですが、ひとまずは目標達成ということで、バンザーイ!です。

下の写真は、ハイキング中に見つけた化石です。石の中央に貝の模様があるのがそうなんですが、何万年も前にこの地がまだ海の底だった頃からこの貝がこの場にいたという事を考えると、とても不思議ですよね。私達が公園に残した足跡もいつか化石となって、何万年も先の人たちに発見される事もあるのかしら?そんなことを3人で話し合いながら楽しんだ、本日のハイキングでした。

お裁縫

9月第一月曜日は、アメリカではレイバーズデーという、数少ない祝日です。この日は、トニーの会社もお休みになるので、大変貴重な3連休。しかし今年のレイバーズデーは天気には恵まれず、雨模様の一日。

 

昨日は一家で張り切って、メトロパークのトレイルハイキングにでかけましたが、今日は家の中でのんびりと過ごす事に、、、、、

私は、久しぶりの肉料理ということで、長時間かけて チキンを丸ごとオーブンでローストし、綾花はお裁縫。学校で毎日オーケストラのクラスがあるので、学校に持って行く楽譜を入れるカバンを、パッチワークで作ることに挑戦。地下室にしまい込んでいた私の布地コレクションから好きな布を選び、長方形に切った布を縫い合わせる事に。

このカバン作りを提案したとき、綾花はミシンを使って縫えるものと思い込んで、とてもわくわくしていましたが、残念!布の縫い合わせは、地道に手縫いで行なうんです。8枚の布切れを縫い会わせた後、裏地をミシンで縫い合わせ簡単な直線縫いだけ、綾花にしてもらいました。我が家のミシンは、ペタルを足で踏んで縫う早さを調節するのですが、力の入れ具合がまだまだ難しく、使いこなせる様になるまでには、まだまだもう少し経験が必要です。でも 手縫いでは相当な時間を要する30センチ程の長さも、ミシンではほんの数秒で縫えてしまうこの便利さに、とても感激していました。

1日の終わりにカバン作りは終了し、早速学校で使うバイオリンの楽譜や本を入れたり、私が最後につけてあげた内ポケットには、バイオリンの肩当てと鉛筆を入れて、学校用の大きなバックパックに納めていました。1/3程の作業だけど、自分で作ったカバンなので、大事に使ってくれる事と思います。