体験入学 

ついにこの日が、、、、

初の綾花の 小学校登校の日です。 約3週間の小学校体験ですが、一応学校側から指定された持ち物を用意しました。 ランドセルは、昨年小学校を卒業した親戚のななちゃんが貸してくれ、上履き、スクール水着、防災ずきんなどは、買いそろえました。教科書は、アメリカから持参してきたものを中心に、足りないものは、通学期間中のみ学校が貸してくれるとのことです、

ところで、体験入学での大きな難関というのが、徒歩登校。アメリカでの登校は、車で送り迎えし、さらに(モンテソーリだからという事もあるけど)持参する荷物は、お弁当、水筒とたまーに、紙数枚程度という環境から、ランドセルを背負って、水筒を肩からかけて(オプションですが、本人の希望)約20分の徒歩登校。 近所の子供達と一緒に ”登校班” で登校するので、安全面での心配はないものの、体力的な心配は、結構あります。

初日という事で、本日は 私とトニーも登校班の後ろについて 一緒に登校し、教室まで同伴させて頂きました。最初に職員室で、全先生方に紹介して頂き、その後担任の小池先生に手を引かれ、緊張気味の綾花は、2年1組の教室に行きました。担任の先生からは、子供達による綾花の歓迎式まで、親も出席して欲しいという事だったので、見学させて頂きました。

職員室から教室まで行く間は、興味津々の子供達に囲まれ歩けない程でしたが、なぜか皆、綾花を見て「ニーハオ!」と言うんです。後から聞いてみた所、この学校には、最近中国人の子供が転入してきたので、皆で中国語の挨拶を覚えたとの事。なるほど、、、、

2年1組の教室に入ると、今度は 世話好きの女の子5、6名が 綾花を囲んで、荷物の置き場等丁寧に教えてくれました。そして、皆で「世界の子供達」という歌を歌って迎えてくれ、その後クラスの代表の男の子が、綾花に歓迎の挨拶をしてくれました。最後は、綾花も混じって「ドレミの歌」を歌いましたが、先生は、「英語で歌っても良いのよ」とおっしゃってくれましたが、しっかり日本語で歌って先生を驚かせていました。どうやら先生もクラスメートも、綾花がほとんど日本語が話せないと思い込んでいる様です。実際の所、恥ずかしくて喋らないだけなんですが、そのうち分かってくれる事でしょう。

さてさて、1日終了してお迎えに行ってみると、予想通り先生は、綾花の日本語力に驚いていました。さらに、算数の出来映えにもとても驚かれていました。数字は、世界共通なので、特に何の壁もなく発揮出来ますからね。それに、アメリカでは、2年生は終了しているので、当たり前と言えば当たり前、、、、

学校生活は、特に問題なく過ごせた様子でしたが、帰りの徒歩での下校は、綾花にとって非常に大きな壁で、「1日学校で過ごした後に、さらに歩いて帰るなんて、日本の子供は、いったいどうやって生きているの!?」と驚き半分、怒り半分(いやいや怒り80%)な口調で訴えていました。私も通った道だけど、これまでそういう環境になかった綾花にとっては、人生最大の苦かもしれません。さらに、私に実家の甲府は、盆地である事もあって、夏の空気の重たさは、ひとしお。近所に住む私の幼なじみの旦那さん(宇都宮出身)も、甲府の湿度は、質が違う!と言ってましたが、確かにそう。でも、こういう経験をするのも、大切な事。きっとこれが良い思い出になることと思います。

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帰途の旅

堂ヶ島巡りを楽しんだ後は、ローカルバスで 駿河湾フェリーの発着地、土肥港へ向かいます。キャンデイーとチェスターと一緒に40分程のドライブの後土肥港へ無事到着。

土肥港で数十分の待ち時間があったので、港周辺を散策。早速タイドプール(日本語での言い方がわかりましぇーんが、引き潮時に出来る水たまりみたいなもの)の中に迷い込んでしまったお魚を発見。午後六時には満潮になるので、それまで頑張って生きていてくれ!

港の埠頭周辺には、きれいな青いお魚が群れをなして泳いでいました。

埠頭で遊ぶ事20分、私たちが乗船するフェリーが視界に入ってきました。

土肥港周辺は青空だったのに、フェリーに乗船し、富士山方面を見ると 厚ーい雲が立ちはだかっていて、駿河湾からの美しい富士山は臨めませんでした。夕べ宿泊した堂ヶ島も 夕日の美しい所と定評だったのに、見えるものは灰色の雲ばかり、、、、、今回はついていないなあ、、、、、

1時間強のフェリーの旅の後は、清水港のショッピングセンターで昼食、そしてぶらぶらと店内を徘徊。途中、ゲームセンターに出会ってしまい、綾花は、一気に私たちの視界から消え去りました。それにしても、最近のUFOキャッチャーは凄いですね。アイスクリームだとか、大袋のお菓子とか、、、私の記憶に残るUFOキャッチャーマシーンは、アメリカ等に輸入されているんですよね。もう、ああいうタイプの物は、日本では見かけませんもの。さて、ここで綾花は、200円分(2回)ゲームをしましたが、なんとUFOキャッチャーでケアーベアーをゲット! その後、家に戻るまで 人生初の商品獲得の興奮が冷めずにいました。

ところで清水のこのショッピングセンターには、ちびまる子ちゃんランドというコーナーがあり、ちびまる子ちゃんの世界を楽しめるそうですが、時間と興味の関係で、我が家では お金を払ってまで観覧する必要もないと判断し、外のお土産屋さんで、アイスキャンデイーや駄菓子を買いました。

清水から甲府までは、特急の電車に乗り約2時間で、実家に到着。(行きは各駅だったので3時間かかりました) 明日からは、いよいよ体験入学先の小学校への登校が始まります。担任の先生から、水泳の支度をしてくる様にと連絡があったそうで、旅行気分はすっかり抜け、ちょっと緊張した夜を迎えつつ眠りについた綾花でした。

堂ヶ島めぐり

本日は帰途につく前に、堂ヶ島巡りの船に乗りました。この島巡りの遊覧船には、私の幼い頃(多分小学校4、5年の頃)、家族で乗った記憶があります。 実は今回、堂ヶ島への旅行を選んだのも、私の子供のころの思い出で一番印象に残っていることを綾花に経験して欲しかったからなんですが、毎夏旅行した土地々のなかでも、特に記憶に鮮明の残っている思い出の土地だったからです。


この日は、波が荒く私たちが乗船した小さな船は、大きく揺れましたが、私たちは一番後ろのデッキにあがって、地層むき出しの奇妙な島々を楽しみました。この船では、予め録音されている観光案内が聞けるのですが、この案内の内ようは、私が昔聞いたのとほとんど変わっていない様でした、かれこれ30年近く前の話です、、、、

私の記憶の中でも鮮明に残っていたのが、この洞窟。国の天然記念物に指定されている『天窓洞』というもので、この洞窟の奥に行くと天井にぽっかり穴があいていて、晴れている日には、そこから光が差し込んでとても美しい眺めとなります。

今回は、高波のため洞窟に入る事が出来ませんでしたが、その昔、ここに入った時には、エメラルドグリーンの透き通った水がとてもきれいで目が離せませんでした。

船から降りたら、今度は陸から島々の眺めを堪能すべく、崖をコンクリートで固めて作った遊歩道を歩きました。こちらには、急な傾斜が結構あり、私もトニーもかなり息を荒くして登りましたが、綾花は、ぴょんぴょこと走り登っていました。さすが、若い!

遊歩道の頂上に到着すると、三四郎島に渡る小道が出現し始めていました。これは、トンボロ現象と言って、フランスのモンサンミッシェルが非常に有名ですが、引き潮時にのみ、小道が出現し島にわたれるというものです。この日の大潮は、12時半ということで、もう1時間半もまてば、この小道を渡れそうでしたが、帰りのフェリーの時間のことがあり、ここから眺めるだけということしました。

この遊歩道散策が終わると、今度は、バス、フェリー、電車を乗り継いでの帰宅の旅となります。

ホテル周辺の自然

今回私たちがお世話になったホテルは、天遊さん。楽天トラベルを通じて予約しましたが、当初予約していた日に、綾花が熱を出してしまい宿泊日を変更して頂いたのにも関わらず、手数料もなければ、予約の価格よりさらに11000円程安い金額にして下さいました。また、カニアレルギーの可能性が高いトニーの為に、食事も、トニーのもののみ、カニの出汁など一切省いた料理にして下さいました。不景気で色々なことが簡素化されつつあるようですが、日本のサービスは、未だ健在で嬉しい限りです。

今日も朝5時には、皆お目覚めです。ホテルの敷地内にある、石ころだらけの海岸まで、崖の斜面に作られた遊歩道を通って出掛けました。この海岸には、ペットボトルのゴミ、海草が流れ着いていて なんだか悲しい光景でした。さらに、なんて言う名前なのか知りませんが、ゲジゲジみたいな虫が至る所にいて、さすがの綾花も気持ち悪がっていました。この海岸は、遠くから眺めているのがいいようですね。

太古を感じさせる大きな岩肌は、凄い迫力です。


お部屋に戻って朝食を頂いていると、窓の外に鳶の姿が、、、やけに窓の外をうろうろしている(って言い方で良いんでしょうか?)のでベランダに出てみると、お隣のお部屋の人や、下のお部屋の人が、餌を与えているんです。おつまみのチーズみたいなものをちらつかせ、鳶が飛んできた時を見計らって空中に投げると、鳶がそれをつかんで、飛びながら食べるという光景が何度も見えました。 が、ホテルの方に言わせると、(想像してましたが)「そういうの、こまるんですよねえ、、、、鳶が捕れなかった餌は、真下の露天風呂に落ちる事があるんですよね、、、、」と。実は、この鳶、昔ホテルの従業員が餌付けした事があったのですが、露天風呂を作ってからその餌付けもやめたそうなんです。なるほど、鳶は、ホテルの屋上の手すりに止まっては、下を眺め、何か餌がないかと探っているんです。こんなに人間に依存してしまった彼は 野生の餌を捕まえる事が出来るのでしょうか?ちょっと気になります。

旅行あれこれ

本日のランチは、清水港近くにある ドリームプラザというショッピングセンター内にある ”すし横町” 内の10軒近くあるすし屋さんから1軒選んで お寿司ランチです。

私はマグロの握りと鉄火巻きが入った マグロランチ。綾花は マグロの握りといくら、そしてトニーは、日替わりにぎりセットです。日本に来てから綾花のペットとなった チェスターとキャンデイーも私の鉄火まきを楽しんでいました。


ランチの後は、フェリーの出発する時間まで、ショッピングセンター内で時間つぶしです。この市は、清水エスパレルというサッカーチームがありますが、ここから今回のワールドカップの日本代表の選手が出ているようで、その選手へのメッセージボードが展示されていましたので、早速綾花もメッセージを書いていました。

朝6時半に家を出て8時間半。やっと目的地の堂ヶ島温泉のホテルに到着です。チェックイン後即 貸し切り風呂へ直行し、伊豆国立公園の三四郎島を眺めながら温泉につかり、旅の疲れをとりました。 ちなみに海が見えていながら泳ぐ事の出来ない状況に気がついた綾花は、「あれだけ時間をかけてここまで来て、やる事と言ったら、お風呂に入るだけ?」とぷんぷんしてました。私も19才で、友だちと温泉旅行に行くまでは、温泉なんてなにがいいの?と思っていた人間なので、綾花の気持ち十分に理解出来ます。

温泉から出て 早めに用意して頂いた夕食を頂いている途中、綾花は寝てしまいました。普段しなれない、乗り物を使った長旅と早起きのせいで、かなり疲れたんでしょうね。私とトニーも夜8時半の現在、ほぼ限界です。それでは、おやすみなさい。夜中に起きて、もう一度お風呂に浸かりたいですね。

乗り物アラカルトな小旅行

日本に着いて5日目。綾花の体調も回復し時差ぼけも、年寄り的な早起き、という感じまで戻ったので、1泊2日で西伊豆の堂ヶ島の温泉を訪れることにしました。

今回の旅行は、綾花にとって始めての温泉ですが、その他、アメリカの生活では使用し得ない、電車、フェリー、バスを使って出掛けました。1回の旅で3つの乗り物をこなします。

まずは電車。甲府から静岡県の清水まで(途中 富士駅で乗り換え)各駅停車を使って3時間。おやつを食べたり本を読んだり、車内を歩いたり、トイレを使ってみたり、、、、、、落ち着かない3時間でした。

清水からは、駿河湾フェリーにて伊豆半島の土肥港まで65分の旅です。3時間の各駅列車での旅に飽き飽きした綾花は、もう乗り物は結構、、、などと言ってましたが、フェリーにのって、デッキに出てきれいな海を眺めていたら機嫌も直り、短い船旅を大いに満喫していました。ところで、この駿河湾って、泊まったホテルの仲井さんの話によると、もの凄い深海だそうです。海の色もひときわ濃い青をしていたのは、そのためなんでしょうかね。

土肥港に到着後は、ローカルバスの東海交通の路線バスに乗り換えて、30分程揺られて堂ヶ島まで。この港周辺は、険しい崖が多く、崖の上に黄色い家なんかが見えたりして なんとなく「ポニョ」っぽい感じでした。まっ、ここに限らず日本には、こういう景色の場所が多いんでしょうね。

川遊び

日本についた時から 高熱にうなされ、時差ぼけも手伝って まともな生活が送れていない綾花でしたが、今日になってやっと食欲も出てきて外遊びを楽しむ気分になりました。本日の気温、なんと30度。梅雨時で湿気も高く私の大の苦手な気候ですが、我慢我慢。

今日は、実家から車で30分程行った所にある フルーツ公園の子供遊び場に行ってきました。ここには、水場アスレチックなる、人工の小川や池があり、そこに丸太橋やら踏み台石などが配置されていて、子供達が水に足をつけて遊べる様になってます。公園の注意書きには、”プールではないので、水に顔をつけないで下さい” とかかれていますが、さすがに泳いでいる子供はいませんでした。


暑い気温もあって、綾花は最初から水に浸る気満々で、家から水着で出掛けて行きました。私が幼い頃でも、足をつけて遊べる小川など行った事もありませんので、人工と言えども、楽しく貴重な体験を頂ける事に感謝です。


前回ここに来たのは、2年程前の春でした。その時は、さすがに水着って分けにも行かず、水の中に落ちて欲しくなかったので、この橋は、あえて歩かせませんでしたが、今回は、存分に楽しませてあげました。でも、このタイルで出来た橋は、案外安定感がよく、余程の事がない限り、水には落ちそうにもありませんでした。

久々にお日様の下で思い切り遊び、お昼ご飯も昨日までの2倍くらい食べられる程になった綾花ですが、午後4時にはやっぱり就寝です。時差ぼけとの闘いは、今しばらく続きそうですね。

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