2010年 春のお庭から

まずは、お花。 ずーっと前(6年くらい前かな)に植えたまま放置状態のチューリップ。未だに3株だけのこって、春にはお花を咲かせてくれます。そして、♡の形の ブリーデイングハートも、そろそろ花盛りを迎えています。

先週も話題にした小鳩達。 やっぱり双子だったんですね。 もう巣には納まりきれないから?なのか ここ4日程、お庭でよく見かけます。まだ上手く飛べないようで、地面の上での生活を送っている様ですが、お母さんがしっかり見守ってくれているので、小鳩達も安心している様子。でもこの辺り、野良猫がいるから、くれぐれも気をつけてね。

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自尊心パッケージ

アメリカの教育に携わる人の間では、多くの人が、子供にself esteem(日本語では 自尊心という言葉しか思い浮かびませんが、、、)を育成する事を意識している。私が個人的に触れている教育書や教育現場でも子供達の中にself esteemを育成させる事は、非常に重要だと考えている人が多い。この点に関して、私は意義は唱えない。けれども、こういう会話や話し合いを目の当たりにして、いつもしっくりこないのは、何の疑問もなくself esteemをインスタント的に与える事が多く、それに対して、私の心がしっくりこないからだ。

8年程前に、大学の論文のクラスで、「self esteemの乱用」というタイトルで論文を書いた事がある。この論文では、多くの教育者が、self esteem=自分が何かの役に立っているとか、どんな小さな事でも子供の良い所を認める、という考えを子供達に分かりやすく反映させるために、常識では考えられない様な褒美を子供達に与える教育者が多い事に対する 反論的な意見を立ち上げた。例えば、テストの点が悪くても、テストを受けた事に対する褒美ということで、キャンデイーや鉛筆が配られるという事実。これに対し、このような褒美によって、子供達はインスタントに報酬を得られることが普通になり、それが子供達の中でスタンダードなものになったら、努力する事に意味を見いだせなくなるという危険性が潜んでいる事を指摘した。この論文の課題は、「議論」を書く事の技術をテストされるものだったので、私の立ち上げた意見に対しての他の生徒の意見を聞くという機会は、得られませんでしたが、教授からは、大いに賛同を頂いた作品だった。

この作品を書いてから8年、小学2年生の我が子が通う学校を見ても、自尊心をインスタント的に与える教育法というのは、定着されている様に見える。3歳半から通い始めた私立校ですが、小学校に上がると同時に、色々なプロジェクトに携わる様になった娘。そのプロジェクトがここ最近非常にエスカレートしている様に思える。

先週の話ですが、娘が学校から 「熱帯雨林のジャングルを守る為の基金作り」なるカタログを持ち帰って来た。現在熱帯雨林は、先進国の消耗品や食品の生産の際に必要なパームオイルのもとのパムツリーを生産するため、多くのジャングルが何の規制もなく開拓されている。そこで、お金を払って熱帯雨林の土地を買い取り、その地域を開拓から守ろうと言う運動がなされているということで、Tシャツを売って、10枚の販売につき、1エーカーの土地を購入出来る、、、、みたいなうたい文句が書かれてあった。娘が持ち帰ったカタログには、かわいいデザインのTシャツの写真が何十枚と載っていた。しかし、私が先に書いた、熱帯雨林が乱開拓されている理由については、全く書かれていなかった。(このプログラムに疑問を持った私が、なぜ熱帯雨林が乱開発されているのか調べてみたものです) そして、この団体が学校に送りつけた、”熱帯雨林乱開発の実態”なるDVDをみて、尊い動物の命が奪われて行くことのみを写した映像に感銘を受けた子供達が、喜び勇んでカタログを家に持ち帰り、親や親戚に純粋な言葉で「Tシャツを買って、そしたら熱帯雨林が守れる!」と呼びかける。 そんな子供の純粋な心に感銘を受けた親達は、$14ドルくらいなら、、、、とTシャツを注文する。親や知人の懐を叩いてTシャツの注文を取り、子供は、「あージャガーの赤ちゃんが救われた」と善意につつまれる。学校側では、「我が校は、◯◯エイカーの熱帯雨林を救いました」と誇らしげに発表して、子供達に達成感を味会わせてくれる。

辛口な考えかもしれないけど、このインスタントな自尊心と正義感を幼い子供に植え付ける事は、正直言って吐き気がします。この活動によって、子供達の中に何が芽生えるか、、、、、親に何かを買ってもらって何かを救える=買う事は悪い事でない、買う事はいいことだ、、、、、しかし、そもそもこの熱帯雨林の乱開拓の元は、アメリカをはじめとする、我が先進国の消耗品や食品(ある団体は、シリアルに使われるパームオイルが大きな割合を占めてると訴えていますが)の製造に必要なパームオイルの需要があるのが根源だと言う事実は、子供達に全く触れてはいないどころか、それを分かっていない大人も多いのではないかと思う。気の遠くなる様な時間はかかるけれども、まずは、私たちの消費の需要数を減らして行く事が問題解決への第一歩だという事を、誰も教えない。そして、消費する意識だけを植え付けている。だから、こんな見せかけの慈善事業をしたところで何の解決にも至らないはずだ。(勿論、短期的に見ると、効果はある事と思いますが)

ま、こんな意見を持ったところで、私も人の子の親。我が家でもTシャツを購入しました。しかし、私たちが支払った$70(大家族なので、誰かどうか買ってくれる)のうち、本当に熱帯雨林の為に使われるのは、いかほどなのだろう? 我が家では、洋服はほとんど中古品の 1枚$2程度のものを使用しています。 ゴミになるものを、$2で買い取り再利用したほうが、あたらしいTシャツを作る事より、いかに地球の資源を節約していることか、、、、、そして、本当に娘が熱帯雨林を守りたいと言うなら、現金$50程度を寄付した方が、どんなに良い事か。こういう事を子供に理解させるのは、本当に至難の業ですね。特にこんな偽慈善事業に取り組んでしまうような学校の中にいたら、子供は、洗脳されますものね。

今回のTシャツの注文の一件は、私とトニーの間でも大きな論議となりました。5日振りに出張から戻って来たトニー、いきなりこんな話で疲れてしまったかもしれませんが、最終的に2人とも 長い目で 表面下の問題を直視出来る様な人間に子供を育て行きましょう、、、、ということで収まりました。今の娘の年では、まだまだ直接的な解決法しか理解出来ないのも確かなところなので、、、、、

にわには、にわ………..

今月初めに発見した、我が家の軒下で卵を温めていた ノバトのノバちゃんのその後、、、、、、なんと、ヒナがかえって こんなに大きくなっていました。 2、3日前に発見したんだけど、なかなかシャッターチャンスに恵まれず、やっと今朝 写真に納める事が出来ました。

このひなの名前は、綾花によって 「ぴか」ちゃんと命名されました。 先日は、ぴかちゃんの上にお母さん(または、お父さん?)が覆いかぶさっていて、大変窮屈そうでした。ロビンが作った巣でノバトの子育てというのは、ちょっと無理がある様に思えるんですが、、、、、

本日は、お父さん,お母さん共にお出かけの様子で、ぴかちゃんひとりでお留守番。あまり脅かさないように、写真に納めていると、裏庭から、

「お前のお家は、どこなんだ?」と(英語でね)声がする。

裏庭に出てみると 裏隣の住居人トーマスが 我が家の野菜畑でよちよち歩いている ノバトの子供に優しく声をかけている。あれあれ? ピカちゃんは、巣の中ちゃんといるし、、、、、、もしかして、双子だったの? だって、ぴかちゃんと同じくらいの大きさだし、そうとしか思えない。お母さんがお出かけ中に、巣から落ちて迷子になっちゃったのかなあ、、、、、ちょっと心配。

さてさて裏庭では、ライラックが花盛り。 お家の中にも飾っていますが、本当にいいにおい。この色と香りで、あ〜春だわーと実感です。

Taste of Japan

今年もやって来ました、寄付金集めのイベントのシーズンが、、、、、

まずは 毎年恒例の インターナショナルスプリングコンサートが今月末に行なわれます。この催しでは、毎年、各学年ごとに、世界の国々の歌やダンスを披露します。綾花のクラスでは、テーマが日本ということで、ただ今、私自ら「鬼のパンツ」を伝授中です。生徒には、鬼のお面を作ってもらい それを衣装にする予定です。

コンサートの後は、毎年 各家庭から持ち寄った料理がふるまわれます。今年の料理のテーマは、「アジア料理」。ま、生徒の比率からいってアジア人が多いので、自然と言えば自然な感じです。私は、この会で振る舞われる、インド料理が大の楽しみです。そして、その後サイレントオークション、なるものが行なわれますが、これもまた、色々面白い品が用意され、ついついお金を使ってしまいます。私は、こういうくじ運が全く駄目なんだけど、昨年は、義理の妹が、スパサロンのギフト券を当てていました。うらやまし〜。

ところで父兄としては、楽しむだけでなく、色々な寄付も行なわなければいけないのですが、私は、オークション用の品、題して ”Taste of Japan” バスケットを用意しました。ほとんど近所のアジアンマーケットで買えるものですが、日本のお土産に頂いた、お箸タオルセットや和紙のランチョンマット、黒招き猫のマグネット等等加え、なんとなくいい感じに仕上がりました。あとは うどんの作り方の英語レシピを加えれば出来上がりです。

また当日は、子供オーケストラに混じって、ビバルデイーの『春』をヴァイオリンで演奏する事になっている他、ベジタリアン寿司も提供する予定です。

学年末を迎えるこの季節は、本当に色々忙しい限りですが、私も最近は、こういうのをうんと楽しめる様になったので、子供達と一緒に楽しんでおります。また、オークションの結果等(私が当てられるかどうか、、、)は、コンサート終了後にでも書きましょう。

自分の為に

先週 木曜、金曜と学校を自主休校という事で、綾花を休ませました。何でも、多くの生徒と教員が、嘔吐と下痢の症状が48時間つづくというものにかかり、父兄の判断によって、休校させてよいと言われたからだ。我が家では、このところ綾花の嘔吐に関しては、もう十分過ぎるくらい経験しているので、検討する事なく休校に決定です。

そこで、金曜には図書館へ行って、久しぶりに本やDVDを借りて来ました。そのうちの2つ。私と綾花が個別に選んだ「Vitus」と「  Little Rat Makes Music 」が、全く同じテーマを取り上げていたんです。なんと気の合う母娘。(いやいや偶然なんだろうけど、、、、、)

Vitusは、数年前の映画です。いわゆる神童と呼ばれる子供と親の関係、そしてその子供の成長を描いた物ですが、実に興味深い。子供にピアノの才能の兆候がみられると、自分の仕事をやめ、その子に係っきりになる母親。でも、子供が最も尊敬するのは、空を飛ぶ事に熱意を費やしながらも、質素な生活を送るおじいちゃん。余りに頭が良すぎて、親をだましながら、普通の子供時代を送る事を決めるこの男の子、、、、うーん、うなりました。本当に、こんな子がいるんでしょうか?

で、何がテーマかって? そうそう、母の為にピアノを弾く事に嫌気がさし、ピアノを弾けなくなった様に演技をするこの天才小年ですが、結局は、弾きたかったんです。それは、自分自信の為に。そして、かつて面会を許された、伝説的なピアニストが言った「あなたが、自分自信の為にピアノを弾く準備ができたら、私のところへ来て演奏してちょうだい。」この言葉通り、かれは、この伝説ピアニストに会いに行きました。自ら飛行機を操縦して、、、ちなみにこの子、設定では12歳です。こんなのありなんですか?!とサケビタクなる粋な設定の連続に、もう、たまげましたですよ、ほんとに。

そして、綾花の選んだ1冊。こちらは、お母さんに連れられて、ヴァイオリンを習う幼い子供。ヴァイオリンを弾く事は好きだけど、練習が大嫌い。どこのご家庭でもありがちな話題です。

そこで、このネズミのヴァイオリンの先生が、お友達の猫ちゃんと、デウュエットを弾く事をすすめる。デウュエットは、2人の息が合わないときれいな音楽にならないので、自然と責任感がでるのですが、なんと、ネズミと猫ちゃんは、リサイタルで一緒に弾くことになった。そこから、ネズミの大きな決心が固まる。なんとしても、この演奏を成功させよう!と、、、、そして練習していくうちに悟ったんです。自分は、先生にしかられるからでもなく、母を喜ばせるからでもなく、猫ちゃんを残念にさせたくないからでもなく、自分の為に弾いているんだ!と。そうなると、練習は苦痛なものでなくなり、充実したものに変わって行きました。そして、クリスマスのリサイタルでは、見事、2人の演奏は大成功となりました。

楽器の演奏に限らず、色んなことについて、子供達は成長する過程で、疑問を持つと思う。「私、なんで漢字やんなきゃいけないの?」「 割り算なんか、何の役にも立たない。」(いやいやそんな事ないんですがね)とか、、、、そんな時のキーワードですよね。成績の為でもない、親の名誉の為でもない、、、、自分の為にやるんですよ!! ま、言うだけなら簡単ですがね、、、、、

H1N1?

今朝、綾花を学校に送って行ったら、入り口の扉の前で担任の先生が待ち構えていた。 こんな事始めてだったので、なんだろうと? と思っていたら、本日学校のスタッフ4名と多数の生徒たちが、熱と吐き気を訴えてお休みしているため、通常授業が行われないこと、また校舎内の消毒を行なうので、親の判断で、子供を家に戻すか学校に残すか決めて欲しいと言われた。そんな話を聞いている最中に、「我が子も夕べ吐いたのよ」とおっしゃるご夫人。(子供が嘔吐をしたら、24時間は学校内に連れてこないきまりを知らないのか?)

そこで説明を聞いた人の半分は、それでも子供を学校に預ける事にして、校内に入って行った。私は、学校に残りたがる綾花の意見は耳に入れず、即、帰宅する事に決定。この症状って、1年程前の同じ時期に世界中を賑わせたスワインフルー? 確かあれも、暖かい時期に、そして暖かいメキシコから始まった。我が家では、誰一人、予防接種を受けていないので、とりあえず用心しないといけない。それに、今の綾花には、学校よりも週末の乗馬、バイオリン、水泳の方が遥かに大事なので、、ひょっとしたら明日も休ませるかもしれない。(なんて親だ)

庭仕事開始でーす。

今年は、私の土曜日の仕事がないので、気持ちにゆとりがあるせいか、先週末は我が夫婦にしては珍しく、2人で庭の手入れをしました。

秋に拾いきれなかった落ち葉を集めたり、コンポストをひっくり返したり、、、ダーリンは、今年初の芝刈り。なんと今回は、エッジングなんかもしてくれました。(普通は、それが当たり前なんでしょうけど、、、、)

週末にある程度庭を掃除したので、今日は、私一人で野菜畑の雑草取り、土おこし(っていうのかな?)などなど、、、1時間程度やってみました。

☝フェンス沿いの小さな畑には、初挑戦!ジャガイモを植えてみました。先日、スーパーで買った種芋を包丁で半分にして30センチ間隔に植えたのですが、どうなる事でしょう? 裏のおばちゃんは、「私、ジャガイモ大好きなの」と いつものお決まり文句を言ってました。

こちら、庭の片隅に咲いていた春の花達。プリムローズ(一番奥)、スイセン、ムスカリです。

こちらは、スズランのつぼみ。昨年の秋、株分けしたものですが、順調に育っています。

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