初のマスタークラス

 昨晩は、定期的に行われている、ジュニアーミュージッククラブのミーテイングに出かけてきました。このクラブは、アクロンにあるチューズデーミュージックという、クラシック音楽のコンサートを主催する団体が、クラッシック音楽を勉強する子供向けに提供しているクラブで、メンバーは、クラブ主催のイベントに参加出来るほか、この団体主催のコンサートには、メンバーは無料、保護者は、$10という破格の値段で入場出来ます。

 昨晩は、ハウスマンカルテットというグループによるコンサートと、ストリング(弦楽器)を習う生徒向けのミニマスタークラスが行われました。このクラスに参加したい生徒は、事前に申し込む必要があるという事で、綾花も10日前に意を決して申し込みました。選んだ曲は、最近取り組んでいる、ゴセック作曲のガヴォットです。私くらいの年齢層なら、昔のコマーシャルで、♪タイガーボードは、火に強い♪という音楽と言えば、ピンと来ると思います。

 ところで、マスタークラスというのは、生徒は、自分が仕上げた曲を弾き、その場で先生の手ほどきを受けるというものです。パールマンやマキシムベンゲローヴなんかもよくやっていますが、これくらいのレベルになると、参加する生徒たちの実力もかなりのもので、綾花の様な経験の浅い生徒でも、こういう体験が出来るのも、このクラブの素晴らしいところです。

 さて、ハウスマンカルテットとは、オハイオのケントという街をベースに活動しているグループですが、昨日、これから数年カルフォルニアに一時的にベースを移す様な事言っていました。 何はともあれ、全米をコンサートで渡り歩いているプロなので、音楽は、素晴らしいものです。また、昨晩は、特に子供向けの設定だったためなのか、会場にステージがあるのにも関わらず、私たちが座っている目の前で演奏してくれました。そのため、各アーテイストの楽器を弾く姿が非常に間近で見られ、とても感激しました。で、私の目は、もちろんヴァイオリンに釘付けだったのですが、ヴァイオリニストの一人のボウイングに、若干気になる箇所を発見。これは、最近綾花も同じ様な癖があり、ただいまそこを徹底的に矯正しているのですが、演奏終了後、綾花がひそひそ声で、「あの人のボウイング、ちゃんとなってなかったよね、、」と言ったので、自分の事棚に上げて、、、、と思ったものの、笑ってしまいました。

 さてさて、マスタークラスの時間になると、余りの緊張で、綾花は弾くのを拒んでいましたが、最初に7歳の男の子が、同じ様なレベルの曲を弾いたので一安心して、演奏に臨めました。綾花の様なレベルの子供には、非常に優しく手ほどきしてくれるのも、何とも有り難いものでした。ゴセックのガボットは、弦を挟んで弾くのが多いのと、1/16音符が連続であるのが難関なのですが、ここ3日程、この点を徹底的に練習した甲斐あってか、これまで弾いた中でも特に素晴らしい出来映えでした。先生から、「リズム感が非常によい」というお言葉を頂き、私もそう思っていたけど、やっぱりそうだよねって感じでとても嬉しかったです。(親ばか許して〜) また、コンサートに同行したトニーともしみじみ話したのですが、あの場で弾くということは、かなりの勇気がいる事で、我が娘ながら、よく出来たなあ、と2人して感心してしまいました。(またまた親ばか、許して〜_

 コンサート終了後には、ハウスマンカルテットのメンバーの一人、ビオラ担当のアンジェラさんが、綾花に話しかけてきてくれ、「とても素晴らしい演奏だったわ。これからも練習を怠らない頑張ってね」と励ましの言葉をかけて下さりました。こういう言葉、特にプロの方からの言葉であればなおさら心に残ります。今回の演奏を糧に、これからもまたまた練習に励んで行こうと、母娘で誓った次第であります。

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