脳のフル活用

 ここ2週間「脳の発達」についての本を読んでいます。うまれたての赤ちゃんから青年期を迎えるまでの人間の脳の発達と、それに伴う特徴的行動などが、ある程度の年齢層に分けて書かれてあるのですが、実に興味深い内容であります。ただ、英語で書かれているので、読書に時間のかかる事、、、、、(トホホ)

 

 ところで、なぜこんな本を読み始めたのかと申しますと(誰も聞いていないか)、綾花の学校の担任の先生に、三者面談の際、家庭に置いてのテレビやコンピューターゲームの視聴、使用時間がどんな感じなのか聞かれたので、なぜそのような事を聞くのか逆に質問してみたのがきっかけであります。 先生曰く、テレビやゲームは、脳の発達を後退させるものなので、出来る限り、子供達に触れさせないで欲しいということです。

 この点、もう少し詳しく書きますと、7才位までの子供の脳は、沢山の情報を個別に保存しつつも、同時にそれぞれ関連しているものが繋がっていく行為を繰り返し、必要な情報は、木の幹の様にどんどん太くなって行き、その一方、自分が生きて行く為に必要でないと思われる情報は、いらない木の枝を剪定する様に、何とも繋がる事無く、記憶からなくす行為が行われているのだそうです。 で、この脳の活動は、興味のある事など繰り返しているうちに、どんどん活発になりますが、テレビなど見ていると、活発化されないどころか、これまで集めた個々の情報を、何ともつなげる事無く消去してしまうのだそうです。ここで、ポイントなのが、脳を活発化させるのに、運動や手先を動かす事が非常に重要なのだそうです。

 で、余りに興味深い内容だったので、先生は、そういう事をどうして知っているのか聞いてみた所、今読んでいる本を薦められたわけです。

 

 で、先生のお言葉に加えさせて頂きますと、人間は、7才になるまでに、小脳から大脳へ情報をつなげる回線を作り終えるそうですが、この段階までに、大脳まで回線がつなげられないと、やがて思春期を迎えトラブルが発生するという事です。で、非常に興味深いのは、大脳までの回線を作り上げるのに非常に大切なのは、バランスの取れた栄養の接種は、勿論のこと、運動や手先を十分に動かす事なのだそうです。(加えて言えば、親の愛情もとても大事な要素だそうです)運動と知的な行為をバランスよく繰り返す事で、この回線は、どんどん太くなって行き、逆に、運動もなく、知的な事のみ(単なる暗記がよい例)の刺激を与えると、小脳のみの発達が進み、脳の発達の段階において、大脳を使う必要性をないものと見なし、回線を延ばさなくなってしまうのだそうです。

 

 自分の子供や周りの子供を観察していると、面白いくらい、皆同じパターンで行動します。例えば1才過ぎ頃から、棚の物をすべて出してみたり、持ってるおもちゃを落としたり、2−3才では、積み木やクッションなどを一列に並べる行為。4、5才位では、ちょっと高い場所から飛び跳ねる。5、6才では、ソファーの背もたれなどに立ってバランスをとったり、木登りしたり、くるっと片足で回転したり、、、、こういう行為は、脳を活性化させるために必要な行為で、いたづらなどと思うことは、いけない事なんですよね。