運動会

 4月から、毎週土曜日に通い始めた補習校ですが、今日は、最初の大きなイベント ”運動会”でした。

 私は、行事委員会に入っているため、この運動会のお手伝いは 逃れられず、8時半から会場設置など行って参りました。 このため、朝は、5時半起床で、ブレイデイーの散歩、車の中でトニーと綾花が食す朝食のお弁当づくり、コーヒーを入れ(自分でドリップします)、お化粧してって、、、、、もう普段のんびり屋の私は、目が回りそうでした。

 

 ところで、アメリカには、運動会なるイベントってないので、綾花にとっては、初めてのこと。数日前に、担任の先生から、赤白組のメンバーが発表になり、「綾花は、赤組だよ」と言ったものの、「???」な顔です。 まあ、実際にやってくれば分かるよ!と いうことにしておきました。

 綾花が所属する幼稚部が参加した種目は、30メートル徒競走(いわゆる かけっこ ってやつです)、お遊戯、玉入れ、そして魚釣りゲームでした。 かけっこでは、2等賞になり、胸に赤いリボンをつけてもらい、それが本人も相当誇らしかったようです。 運動会から帰ったあとも、ずっとつけていました。 綾花のような年頃は、競争することが非常に好きです。 何かにつけて「私の勝ち!」という言葉が発せられ、大抵は、(家でも学校でも)「勝ち負けは、関係ないの」と言われるばかりなので、今日のような、堂々と競争出来、順位もしっかりつけてもらえる、かけっこは、この年頃の子供の欲求を満たすのに適しているものだと、実感しました。 おまけに、その結果を褒めてもらえる訳ですからね。 

 

 運動会のあと立ち寄ったレストランでの食事中に、玉入れの話になったのですが、玉を入れる位置が高いので、思い切り投げると、かごの向こうにまで行ってしまって、なかなか入らなかった、、、と彼女也の分析をしていました。 綾花は、運動神経は、決して悪い方では、ないのですが、頭が先にくるタイプなので、体の動きがぎこちないのが、結構目立ちます。 この夏は、野外で思い切り遊ばせて、ちょっと頭の運動を押さえさせるのもいいかな、、、なんて思った私です。

 ところで、日本で高校生活を1年間満喫したトニーは、勿論運動会を経験した事がありますので、彼にとっても非常に懐かしいイベントだった様です。 トニーが通っていた学校では、2人3脚ならぬ、3人4脚という種目があったそうで、この学校の2人3脚をみて、「あれなら、楽勝!」と言ってました。 私は、2人3脚のスタートラインの整列監視役をしていたのですが、これに参加する子供達、皆練習なしのぶっつけ本番です。 楽勝とは、程遠いものでした。 大きなけががなかったのが軌跡ではないでしょうかね。

 

 我が家では、午前中の参加だけで、引き上げて来ましたが(私の担当も、午前中のみでしたから)、これだけでも、本当に疲れた1日でした。 そうそう、明日は、ブレイデーの運動会です。 市内で行われるマラソン大会のイベントとして、犬の1マイルヲ−クがあるのですが、それに私とブレイデイーは、参加して来ます。 1マイルの散歩事態は なんて事は、ないのですが、参加する犬がつけるバンダナ、これが問題です。 ブレイデイーは、こういう飾りは、大嫌いで即 めためたに噛み切ってしまうから、、、、、、、まあ、なる様になるでしょう。 この報告は、また後日。

 

動物園にて

本日、久々にアクロン動物園に行きました。

今月になって、閉館時間が5時となったので、綾花を3時半に学校で拾った後 わずかな時間だけどアクロン動物園に立ち寄る事が可能となったわけです。

4時に動物園に入場し 一番最初のペンギンコーナーに行くと、ちょうど ペンギンのえさの時間にぶつかり、彼らのお食事の様子と、そして飼育員のお話が聞けました。 お客さんは、私たちともう一組だけだったので、綾花と2人で聞きたい事を聞きまくってきました。

ちなみに、ここのペンギンは、南米の太平洋ぞいの、比較的暖かい地方が産地なので、アクロンの気候は、全く問題なしなんだそうです。 南極地方に住む 皇帝ペンギンやキングペンギンと比較すると、顔の周りの毛は 非常に薄いので、寒い地方に行ったら顔がしもやけになってしまうそうです。

ペンギンコーナーをすぎ、次に向かったのは ライオン。 こちらは、昨年2頭の若いつがいがやって来たばかりで、比較的面白おかしい仕草を披露してくれるので、子供達にも人気です。 3歳になった雄のライオンは、昨年と比べると たてがみが立派になり貫禄も出て来ました。 ライオンの展示場で綾花が写した写真がこちら↓

全然ライオンとは、無関係です。 ライオンの展示内にある池の様子です。 何かの花の花びらが散って 水面に浮いている様子、そして光と影の演出がとてもきれいだと、非常に感激しておりました。 なんだか、モネの絵を思わせるような風景ですね。 そういえば、モネやセザンヌを代表とする印象派の絵画を描いた画家たちは、こういう光の演出をキャンバスに残したんですよね。 いつの日か、綾花が印象派の勉強をする時、この写真を用いて、説明したら、きっとより理解する事だろうな、、、、、

Library Lion

親しくしている方は、ご存知かと思いますが、私は、本好き人間です。 時期に寄って波がありますが、私自身が好んで読む本は、ここ数年は、幼児心理学、日本語に関する勉強ものです。 それと、絵本は、英語、日本語問わず大好きです。特に質の良い絵の絵本は、眺めているだけで幸せな気分になれるので、ついつい買ってしまいます。

 

しかし、ここ1,2年、狭い我が家を圧迫してくる大きな原因の絵本なので、英語のものは、できるだけ図書館から借りる様にして、控えておりました。 でも、図書館の物って、お話が良くても愛着がわきません。 それは、綾花にも通じるものがあるようで、彼女も図書館から借りた本には、あまり夢中になりません。不思議ですね。

 

そんなこともあって、最近は、また本屋さん通いを頻繁にしています。 本屋さんの本に囲まれた雰囲気って、本当に心が落ち着いていいものです。 特に、こちらの本屋さんには、立ち読みならぬ、座り読みが出来る様、ソファーまで用意されているので、綾花が学校に行っていない頃は、1、2時間は、居座っていました。 綾花も最近は、自分で中身をちらっと読んで面白そうだったら買いたい、という判断が出来る様になったので、私は、私の事に専念出来るもの嬉しいです。

 

いつものことながら、前置きながなくなりましたが、この週末に私が選んだ1冊は、こちら。

「ライブラリー ライオン」

いいお話ですが、絵も、非常に柔らかく暖かみのあるもので、私評では、花丸です。 内容は、是非皆さん読んでみて下さい。

 

 

バイオリン小物

 2週間程前、私のバイオリンを購入しました。 かなり安価で購入したのですが、やはり質も価格に比例し それなりの物です。 これまで使用していた物は、レンタルでしたが、先生もお墨付きの、なかなかの物だったので(初心者には、です) 私のようなド素人の耳にも、新しいバイオリンの 音の重みのなさ、響きの悪さなど、すぐに分かった。 それに加えて、各パーツの出来の悪い事、、、、、買ったばかりでなんですが、すぐ、Mr.スターンのバイオリン工房に持って行って、弦の張り替えと、ブリッジの加工、あご当ての交換を行ったもらった。さらに、バイオリンとセットの弓など、一曲弾く前に腕がいたくなるほど持ちにくくて使い様にならなかったので、新しい弓も購入しました。 

 Mr.スターンには、数年先にある程度の質のバイオリン購入を検討しているので、今回のは、その時の為の勉強材料だと思って、自分にあった物にする様に、どんどん手を加えて行きたいと言うと、あれこれ色んな国で買い占めて来たバイオリンを見せてくれた。 なんだかバイオリン博物館みたいで、すごく楽しかった。

 さてさて、こんな事情があって、Mr.スターンの工房やインターネットで、バイオリン小物など色々見ているこの頃ですが、こんなかわいい肩当てを見つけました。 バイオリンを弾く時には、極端に言ってしまうと、肩とあごでバイオリンを挟んで落とさないくらいにして 弾く事が大事です。 日本でお世話になった小宮山先生のところでは、子供達に、バイオリンを肩とあごで挟ませた状態で、手を添えず、しばらく立たせるような事も行っていました。 しかし、バイオリンは、滑りやすいものなので、肩当てがないと、ツルリと滑ってしまいます。 これまで綾花は、肩当てなしで弾いて来たのですが、先生が、10平方センチ程のスポンジ布を輪ゴムでとめたらいいと 教えて下さったので、それを使っていました。 なんだかみすぼらしい感じでしたが、それしかないと思っていたので、日本から戻って以来それを使用していたのです。

 インターネットで見つけた肩当ては、かわいい動物の形をしたスポンジです。綾花は、犬と猫の物を各1個ずつ買いましたが、全部で10数種類ありました。 1個$19とちょっと高めですが、毎日使う事を考えれば、これくらい出してもいいか、と思うことにして、早速購入。 綾花は、大変気に入っている様です。 犬のスポンジは、厚さ2センチ程、もう一個の猫のは、厚さ1センチ。 綾花は、厚い方が使いやすいという事で、今の所、犬の方を頻繁に使っています。 これまで使っていたスポンジ布の厚さ数ミリに比べると、かなり厚みがあるのですが、綾花曰く、以前よりあごに力を入れなくても済むとのことで、結果的に買ってよかった!商品です。

*今日も、張り切って練習練習!

プチ バーベキュー

 ここ2日ほど、暖かくなりました。 やっと春です。(もう夏かな?) そして、メモリアルデーは、我が家では、何となく恒例になりつつある、グリル開きであります。 家って、バーベキューする回数が、本当に少なく、グリルに使用しているガスは、3年前のものです。 なんと言っても、1年に数回のみの使用ですからね。

 

 本日のメニューは、ステーキサラダ、トウモロコシ、焼き茄子のショウガ醤油かけ、ガーリックライス、デザートにスイカです。 なんか、昨年のメモリアルデーのメニューとほぼ一致してます。 私って、本当に料理のレパートリーが少なくって情けないですね。 でも、グリルで焼くステーキは、1年に2回程しか食べられないので、トニーは、大満足。 綾花も、最近、ステーキが好きになって来ました。 今日は、結構な量を食べていて、私もびっくり。 ちなみに、私は、矯正中の歯が痛くて、ステーキは2切れ程しか食べられませんでした。 矯正が終わったら、まず、ステーキを食べるのが私の夢。 でも、最近、お肉は、余り好きじゃないのよね、、、、、

Art for Sale

 この連休、特に何の予定も組んでいない我が家では、着の身着のままで時間を過ごしている。

 昨日は、綾花と犬の散歩の途中、いとこの家の前を通ったら、遊んで行かない?ということになり、そのまま、綾花は、お泊まりになってしまった。 で、一人ゆっくり夜を過ごそうと思ったら、夜中に、トニーが帰って来た。設備の整っていない 森の中のでキャンプは、やはり一晩が限界のようだ。

 

 そして今日は、ほぼ押し掛けですが、仲良くさせて頂いている、加代さん宅に、綾花と遊びに行ってきました。 生まれた時から仲良くしている、綾花の友達、瀬里菜とも、最近は、滅多に遊ぶ時間がないうえ、来週には、加代さん一家は、日本へ行ってしまうので、またまた当分会うことが出来ない。 そこで、今日は、じっくり遊ばせてもらうことにしたのだ。

 

 久々にじっくり遊ぶ時間が持てた2人。 早速 瀬里菜の部屋のこもって なんだか静かにしていると思ったら、今度は、こそこそフロントヤードへ出て行き、紙を芝の上においている。かなり後になって、気がついたのですが、2人で書いた絵を売ろうとしていたらしい。

 これが、その売れなかった絵です。 かわいい絵なんだけどね、$25とか言われた日には、ちょっとあとずさりします。 親としても買ってあげたいけど、ちょっと高すぎますね。 今回は、パスさせて頂きました、はい。

鈴木慎一氏の言葉

 お祭りの雑踏の人の波にもまれて、

ほこりっぽい空気を吸いながら、

流れて行く人並みのさまざまな顔を見て歩いているうちに、

自分の一生は 終を告げて日はくれかかる。

 

というようなのが、この頃の人々の生活ではないだろうか。

 落ち着きがない。

落ち着きがない、集中力のないものには、勤勉がない。

人生を見つめる視力さえも失われる。

 

 

三者面談

 この週末は、月曜のメモリアルウイークの祝日がついてくるので、既に、休日ぼけが始まっている人もいるのでは、ないでしょうか? ちなみに、トニーもその一人。 ぼけ、って訳ではないけど、今年も、本日金曜日に休みを取って、毎年恒例の兄弟での120KMサイクリングにいきました。 行き先は、オハイオ南部にある湖のほとり。 昨晩、キャンプ予定地に出向き、テントを張り、ボート(兄弟で所有してまーす。乗った事ないけど)を湖に浮かべて準備万端。 今朝、8時半に家を出てキャンプ地についたのは、夜7時半でした。 毎年思いますが、よくやります。

 

 ところで本日は、綾花の学校の三者面談がありました。 こういう機会には、トニーは、必ず同席したい人なのですが、本日は、私一人で行って来ました。 しかし担任の先生は、私の仲良しの友人なので、普段色んな話をしているため、特に話す事もないということでした。 一応、モンテソーリの評価表みたいなものは、もらいましたが。あと、トニーに頼まれていた事があり、その質問だけしてきました。 それは、以前と比べ、彼女の読書欲がなくなったということです。 綾花が希望する本を買ってあげても、トニーに読ませるばかりで、自分で読もうとしない、というのが、トニーの不安だったのです。 私にしてみると、まだまだ6歳。 人に読んでもらう方が心地よいに決まってる、と思うのですが。 こんな事情を話し、学校での読書については、どうなのか聞いてみたのです。 そしたら、まあ、興味深い回答が、、、、読書そのものに関して、綾花の学年相応のものは、一見だけで、つかえる事なく読めるものがほとんどで問題ないということだ。 私にとって非常に興味深っかたのは、綾花は、トニーに読んでもらっていた本を、毎晩暗記していて、翌日、その本を学校に持って行き、先生に本を渡した後、一人で勝手に読み始めるのだということだ。 先生曰く、だいたい、毎日2ページくらいは、暗記してスラスラ読んでいる、という。そう、毎晩、トニーに読んでもらっていたのは、彼女也に、暗記の訓練をしていたらしい、、、、

 

 そして、今回の面談では、来年進級する、小学校部門の教室に案内され、そちらの先生に、生徒たちがどんな風に勉強しているのか、実際の教室の風景を見ながら説明された。 現在このクラスには、1年生から5年生まで22名がいる。そして今年度の幼稚部から11人が進級する事になっている。(綾花の学年は、どこにいっても生徒が多い) 私とトニーの一番の不安は、先生がこれだけの生徒をまとめられるのか?ということだった。 その点を率直に聞いてみた所、来年からは、小学校部門を2クラスにわけ、綾花が上がるクラスは、新しい先生が来ることになっているとのことで、まあ安心した。 

 この小学校部門は、勿論モンテソーリ式で行われているもので、一般的な学校で教育された人間にしてみると、違和感を覚えるかもしれない。 室内には、大きな机が5カ所程にあり、お勉強のパートナーとなった子供達が2、3人のグループで、1つの課題に取り組んでいる。 これらのパートナーは、先生に寄って決められるのだが、学年が違っても、同じレベルの者同士ということで、なかなか興味深い。 そして感心したのは、彼らの集中力のすごさである。 所狭しとおかれた机の合間をぬって、先生を私が話しながら歩いていても、誰一人、取り組んでいる学習から目を離す子供がいないことだ。 そこは、リッラクスした雰囲気にもかかわらず、程よい緊張感が漂い、私は、大変気に入りました。 来年も、綾花は、ここで多いに学んでくる事だろうと、期待に胸を膨らます私でありました。

サマーバケーション

 今年は、やめるっていっていたはずの、ファミリーバケーションですが、2日前、いきなり決まりました。 行き先は、ヴァージニアビーチの南にある、サンドブリッジというビーチタウン。 いく日は、既に1ヶ月を切っております。 そんな風に決まったバケーションなので、家族9組のうち、参加するのは、6家族。 我が家では、トニーのバケーションが余っていたので、どうしようと思っていた矢先の話だったので、大喜びで飛びつきました。 でも一番喜んだのは、綾花です。1週間、いとことともに寝起き出来るのは、楽しいもんね。

続 5年間で見えてきたもの

  昨日に引き続き、本日も、5年間続けて来た 読み聞かせを通して見えて来たものについて、書きたいと思います。

 

 絵本の読み聞かせから得られたものとして、昨日 疑似体験について書きましたが、読み聞かせは、実際に体験した事を、よりいっそう理解する点においても、非常に役立つと思います。 私の絵本選びは、まず 子供が興味がもった題材の本を探す所から始まりました。 例えば、子供用の傘を買ってあげたら、傘に関する本を読んであげること。 ちなみに、海外に住んでいる私にとって、この絵本選びに非常に役に立ったのが、絵本ナビ と言うウエッブサイトです。 このサイトでは、登録されているメンバーから寄せられた、絵本の感想が読めるほか、絵本の検索も、タイトル別、作者別などで出来るので、非常に便利です。私にとっては、本屋で立ち読みするような感覚で利用しています。 

 話は、ずれましたが、子供の興味を持った題材の本を読んであげる事により、子供の世界がよりいっそう深められるわけです。 我が子の例でいきますと、傘に関する、本は、「あめこんこん」と「おじさんの傘」の2冊を用意しました。「あめこんこん」では、主人公のももちゃんが 「あめこんこんふってるもん、うそっこだけど ふってるもん」といいながら、晴れた日に、傘をさして遊んでいます。 「おじさんの傘」では、「あめがふったら ぽんぽろろん、あめがふったら ぴっちゃんちゃん」というフレーズが出て来ます。 すると、雨が降った時、実際に傘をさしてみると、綾花もこれらのフレーズをこの本の主人公になりきって、口ずさんだりしていました。 これらの絵本が、綾花に傘を通して、色々な世界を楽しませてくれたのです。 

 その他、我が家では、どうしても説明出来ない出来事(綾花が2歳の時に体験した、おじいちゃんの死と犬の死)についても、絵本の力を借りました。 とりわけ、犬のシェルビーの死は、生まれて常に一緒にいた存在だっただけに、綾花は、「なぜ、シェルビーが、突然いなくなったのか?」とにかく理解したい気持ちでいっぱいの様子でした。 シェルビーがいなくなってからしばらくは、私もどうにもやりきれない思いでいっぱいでしたが、私自身は、「星の王子様」の本によって救われた様に思えます。 この当時、綾花は、まだ『死』というものの意味を知らない幼い子供でしたが、それでも 「わすれられないおくりもの」「いつでもあえる」「ずっとずっとだいすきだよ」「ジオジオのかんむり」と言った絵本を1、2年読み続け、その度にシェルビーのお話をすることによって、「死」がなんなのか理解できるようにして来ました。 この体験で、私にとって、非常に印象に残っているのは、シェルビーが死んで半年程してからの事でした。 ある時、「なぜ、シェルビーがいないのか」という綾花の質問に、シェルビーは重い病気にかかってしまって、お医者さんにも治せなかったんだと、説明していたのですが、「綾花が、草のみとはっぱで、薬を作って、シェルビーにのませてあげる」と泣きながら訴えた事がありました。 このフレーズは、「ショコラちゃんは、おいしゃさん」という絵本の中で、ショコラちゃんが、アフリカの野生の動物の病気を治す場面に書かれていたものです。 2歳という幼い子供でも、本の中の知識を活用するという術は、もう兼ね備えているんだなあ、、、と感心したものです。

 

 ここまでは、読み聞かせによって育まれる感受性について、書きました。 これは、今の言い方で言う所の、右脳教育というものですね。では、それ以外の効果は、どんなものが得られたかと言うと、文字に関する興味です。 子供は、おなじ絵本を何度も読んでもらう事により、最初は、絵を眺めるのに精一杯だったのが、段々文字にも興味を持つ様になります。 おなじ本を100回程読んだら、今度は、簡単な文字を指でなぞって読んであげると、たちまち文字への関心が高まります。 最も導入しやすい所では、最後の「おしまい」とか「おわり」というフレーズです。 その次は、子供の名前と同じひらがななどを見つけて、「これは、綾花の ”あ” だね、、、、」といった具合に、ゆっくり、でも確実に案内して行く事で、絵本を読んでもらっている時に、文字探しを始めたりする様になってきました。 そのうちに、お母さんが読んでいる文を目で追ったりする様になり、人が話した言葉についてくる「」は、どういう事なのか?などという質問が出て来たりもしました。 こういう過程をふまえて、いわゆる、文語に慣れさせて行く事が出来る訳です。

 我が家では、まだ取り組んでは、おりませんが、もうしばらくしたら、子供の気に入っている絵本の音読、書き写し、とまだまだ、赤ちゃんの頃からのおなじみの本を活用する術は、あります。 絵本の活用は、本当に奥の深いものです。 これからも、綾花の成長とともに、まだまだ何か新しい発見があるかもしれません。 それも1つの楽しみであります。

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