カタカナレッスン 開始

 子供と向き合って、じっくり観察していると、その時その時で、その子が学べる対象物の最適時期が見えてくる。今でも、文字の読み書き、足し算などを教えるのは、小学校に入ってから、とされているが、私が実際に何人かの子供達を見てきて感じたのは、早い子で3歳半くらいから、平均しても4歳くらいには、文字を読む事への興味が現れる。この時期に、ひらがな表など使って、各文字を指差しながら、「あ、い、う、え、お」と言ったりすると、子供は、あっという間に覚えてしまう。これを”教育の最適期”と言ったのは、ソニーを設立した 井深 大 氏で、彼の書かれた 「0歳」という本のサブタイトルになっている。 この本の中で 井深氏は、この最適期を逃してしまった、子供に、何かを教えるというのは、非常に難しいことだと語っている。そして、私も、それを実感している人間の一人だ。

 先週から、綾花のカタカナの練習に本格的に取り組み始めた。現在5歳半の綾花は、文字を読む事に興味を示したのは、3歳半の頃。その時、我が家には、ひらがな表とアルファベットのおもちゃがあった。それらを使って、飽きずに、「あ。い、う、え、お」などと繰り返しているうちに、ひらがなは、あっという間に覚えてしまった。そのうち、ひらがなで書かれた本を、読み始めた。(当初は、字面を追っているだけでしたが) そのうち、「は」を、は、と読むか、わ と読むかということも、本を読みながら、自分で理解し始めた。これに一番驚いたのは、一番近くにいる私であった。が、それは、知識として知っていた 「教育の最適時期」を自ら実感出来た時でもあった。ひらがなを読み始めた後、文字を書く事に興味が出て来たが、これもごく自然なプロセスだと思う。当初は、書き順など関係なく、本人の好きな様にみようみまねで書かせて半年程してから、書き順とバランスを徹底的に教えた。4歳半の時である。この時には、「規則を守る」ということを大切に思う時期に入っていたので、「文字の書き方にも、規則がある」ということを言い聞かせると、律儀なくらい書き順にこだわったので、非常に教えやすかった。(これも最適時期ということなんだろう)

 さて、ひらがなに力を注ぎすぎた私は、ひらがな終了後、カタカナへの導入を怠けてしまった。これが、最大の失敗。ひらがなが終わる頃には、綾花の中の、新しい文字を学ぶ事への興味がかなり薄くなってしまった時期にさしかかっていたからだ。気がつけば、我が家には、ひらがなに関する物は、沢山あるのに、カタカナ物は、全くなし。これも、綾花がカタカナに興味を示さない1つの理由でもある。そこで、新年の抱負とし、しばらくは、カタカナの導入を徹底する事を試みた次第だ。
 
 私に課せられた、最大の課題は、文字を学ぶ最適時期を過ぎた子供を相手に どうしたら、カタカナに興味を起こさせることが出来るのか? そこで、ない知恵を絞って開発した(?)、カタカナ書き順当てっこゲームである。まず、5センチ四方の紙に、それぞれカタカナ文字を書いた物を用意し、その裏には、カタカナに当てはまるひらがなを書きます。そして、「ア」のカードを出し、アの書き順を考えさせ、最後に、正しい書き順を鉛筆で書き入れて、カードを作成していくというもの。「はねる」「はらう」「むすぶ」などの技術を要したひらがなと比べ、「はねる」と「はらう」のみを使うカタカナは、どの文字の難しさも平等の様に思えたので、あいうえお順で教えて行くことにし、最初の1週間は、「アイウエオ」をひたすら、書かせて行くことにした。そして、このカードを使って、「アイウエオ」から出来る言葉、例えば、「イエ」「アオ」なども、練習に加えてみる。今週は、作れる言葉も、少ないが、毎週、練習する文字が増えれば、出来る言葉も増えるので、だんだん楽しくなってくるはず。(期待ですが)

と、いうことで、カタカナの最適時期を無理矢理 呼び戻しての、カタカナレッスンを開始したわけであります。
DSC00731.jpg

現在コメントは受け付けていません。.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。