健康について考える

 私は、若いときから 「健康」については、かなり鈍感な方で、特に食生活など、ほとんど何も考えず 食べたいものを、好きなだけ食べておりましたが、ここ数年、冬になると病気ばかりしていました。 そんな私を 見るに見かねて、 実家の母が、「病気にならない生き方」という本を送ってくれたのは、1年半前。 この本を読んで、かなりショックを受けました。 私のこれまでの食生活では、冬に風邪ばかりひいているのは、当たり前どころか、癌になるのも時間の問題か、と認識するくらいでしたから。
 そこで この本の著者おすすめの食生活に切り替え、野菜、魚中心の食生活+発芽玄米を食べる事。(この食事療法、最近話題の マクロビテクス ダイエットです)。 その後1年、ここアメリカ中西部では、なかなか魚類が手に入らないので、魚類を食べる事には、波がありますが、野菜、果物、海藻、そして発芽玄米は、これまでの私の食生活から比べたら、相当の量をコンスタントに食べる様になりました。 そんな事もあっては、昨年の冬は、これまでと比べたら信じられないくらい、風邪を引きませんでした。(+犬の散歩で、どんなに寒い日でも、散歩を欠かさなかった事もあるかもしれません。)

 さてさて、本日改めて、「健康について考える」などとテーマを持ったのは、実は、この2週間で、トニーの家族2人が立て続けに入院した事にあります。 アメリカに住んだ事のある方ならご存知かと思われますが、この国は、余程の事がない限り、入院などさせてもらえません。 私も、これまで、係留流産、子宮外妊娠などの手術を3度しましたが、いづれも、2時間程病院で休ませてもらった位です。 入院したトニーの家族は、実の妹と義理の妹ですが、2人とも、原因不明の腹痛と下痢、嘔吐がかなりひどかったらしいです。先週、3日の入院の後 退院した実の妹は、余りの腹痛に、モルヒネを打ってもらっていました。 そして、現在入院中の義理の妹にも、似たような症状が出ているそうです。 これらの腹痛は、未だ原因が分かっていないので、お見舞いを控えていますが、彼女は、3週間前に3人目の子供を出産したばかりで、この赤ちゃんをはじめとする、子供達の面倒を見てあげるのは、家族として必然的であります。

 ここで何となく、私の頭に浮かんだのは、彼女たちをはじめとする、アメリカ人の食生活です。家族といえども、皆、どんな食生活を送っているのか分からないけど、義理の妹は、魚介類を口にしたのは、28年生きていて、3度だけだというし、料理も大抵、缶詰、インスタントものを使っている。時々、「ヘルシー」についての話をするけど、考え方のレベルが余りに違いすぎて、本当の会話になっていないのだ。 話は、私に食生活の意識改革の機会を与えてくれた本に戻るが、この著者 新谷弘美 医師は、アメリカで活躍する腸専門の医師であるので、アメリカの食事情というものを心得ていらっしゃる。 彼の意見では、アメリカ人の食に関する意識は、収入の額と比例しているという。 お金のある人ほど、正しい食生活を理解し実行しているということだ。 確かに、オーガニック食品、魚介類は、一般的な食品に比べたら、かなり高い。 我が家は、決して高収入でないものの、出来る限り、質の良い食生活を心がけている。 これによって病気にならなければ、将来的に医療費は、大きく削減でき、年々驚く程の比率で値上がりしている医療費の削減につながるからだ。