オペラ界の世代交代

 今朝一番のニュースで、3大テノール歌手の一人、イタリア人のルチアーノ、パバロッテイーの死を知りました。6月に膵臓癌の発見、手術後、全快には、至らなかった。世界の宝とも言える才能が逝ってしまうことは、非常に悲しい。パバロッテイーのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

 さて、アメリカでアイドルを発掘するテレビ番組、「アメリカン、アイドル」という番組が、ここ数年放送されている。この番組に出場して、勝ち抜いた人が、CD契約など結べ、プロへの道が開かれるというものだ。その昔、日本でもあった「スター誕生」って言うのに近い。(歳がばれますねえ) ところで、この番組のイギリス版、Britain’s got Talentというものがある。イギリスでは、いつから放送されているのか分からないけど、今年6月、この番組に登場した、Paul Pottsさんという人が、何週か勝ち抜いて見事、ソニーとのCD契約を結んだ。 それとオペラがなんの関係がある?ということですが、この方のタレントとは、オペラを歌う事だったんです。
こちらにて彼が、番組に出場した時の様子が見られます。↓
http://www.youtube.com/watch?v=9oxTy7KIAaA&mode=related&search=
サウスウエールズにて、携帯電話販売をしている彼が、オペラをここまで歌いあげられるなんて、誰が想像したでしょうか? 彼がプッチーニの NESSUN DORMA!を歌い始めるや否や、会場が拍手で包まれ、涙する人までいた程でした。

 さてさて、この世の中は、仕組まれたような偶然という現象が、時に起こる物ですが、イギリスの田舎で、趣味でオペラを歌っていた男の人が、テレビ番組でその才能を認められ、スターへの道を歩き始めた時、世界で最も有名なテノール歌手が、この世を去っていく。なんというか、偶然を超えた運命を感じるのは、私だけでしょうか?

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