進化する、絵本読み聞かせ

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 昨今の育児書などで「絵本の読み聞かせ」の重要性を問いかけるものは、非常に多い。私も、子供達が幼いうちから、絵本の読み聞かせをする事には、大賛成だ。なんと言っても、私は、生後3日目から始めた。(誤解しないで頂きたいが、英才教育云々というよりは、単に、本を読んであげるのが好きだったから。) そして、綾花が言葉を発する様になってからは、その効果が手に取る様に分かった。まず、2、3歳代は、幼いながらも、文章の組み立て方が、しっかりできていた事。そして、身近にあるものの説明が、驚くほど論理的であること。身の回りの文字への興味が、非常に強い事、など。今では、文字を読む事(本を読む事)への積極的な取り組み、これもまた、絵本の読み聞かせの効果の様に思える。また、非常に興味深いのは、3歳くらいまでの読み聞かせは、80%が日本語の本であったにも関わらず、英語の伸びが非常に目立っている。これは、英語、日本語関係なく、単に、言葉を使う土台が、絵本読み聞かせから備わったものと理解している。
 
 このように、読み聞かせの重要性は、これまでの経験から、実感しているけど、だからといって単に本を読んでいてもいい訳でないような気もする。よく、相談を受けたりするケースで、読み聞かせがいいからといって、一般的に言われている、「良い本」というものを読んで見たけど、子供が全く興味を示さない、とか。 私が思うところ、読み聞かせも、10人10色だと思う。一般的に言われている良い本より、子供の興味のある本を選ぶ事、これは、一番大切な要素だと思う。本は、子供の興味の世界を広げるものと思えば、やはり、今、子供が好きなものにちなんだものを与えるのが、一番よい。 私の実兄がよい例だ。彼は、読書などとは、程遠い世界に生きていた少年だったけど、小学校6年の時、日本史の勉強に目覚めてからは、図書館に所蔵されている歴史ものの本は、ほぼ読み尽くす程の読書家になった。大人になった今では、政治、経済関連の本を非常に好んで読んでいる。

 さてさて、今日書きたい内容と、だんだんかけ離れた内容になって来たので、ここで心改めることに。我が家で続けている読み聞かせの本は、これまで、綾花の興味の対象物、学校や病院についてなどの、似たような状況物などを選んで読んで来ましたが、ここ1年で、本選びが変わって来ました。最近では、辞書、自然、科学ものなど、これまでの、感情、情緒を養う内容から、実用的な内容のもを読む様になりました。実際に読んでいる本は、かがくのとも、キンダーブックシリーズの”しぜん”、また、英語版では、Dr.SUESSコレクションから、科学、自然を対象とした物です。Dr.SUESSコレクションは、私自身、余り気に入っていなかったのですが、トニーが読んでくれるので、とりあえず買いそろえておきました。が、これが意外にも大きな効果を出している。英語物の、自然シリーズは、とにかく、論理的に書かれすぎていて、抽象主義の私には、読んでいるだけで吐き気が。。。。。しかし、これらの本の効果を認めざるを得ないのは、普段の会話で、「月は、実際には、光っていなくて、太陽の光が反射しているだけなんだよ。」とか、「海の水が蒸発して、空に沢山溜まったら、雨が降るんだ。」とかいう会話を普通にしていることです。まあ、詰め込み教育といわれればそうかもしれませんが、食卓で、のりが湿気ってしまったことを説明するのに、空気中に水分がある事が分かっていれば、説明も割と簡単に済むわけです。

 私事で恐縮ですが、私は、幼い頃から、「どうして」「なぜ」という疑問が非常に多く(子供は、誰でもそうですね)、それらを知りたくて、周りの大人に聞いてみたけど、満足できる答えを得られず非常にストレスに感じていました。答えの調べ方すら教えてもらえなかったので、いつの間にか、疑問を持ってもあまり追求しない人間になってしまったのです。だから、せめて自分の子供には、「なぜ」と思った事を教えてあげたいし、分からなければ、一緒に調べていきたいと、強く思っています。なので、これからも、我が家の絵本読み聞かせは、綾花の成長に応じて、どんどん変化して行く事とおもいます。それは、どんな風になるのか、予測も立てられないので、ある意味、楽しみでもあります。

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