くわがた

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 先日、綾花の自転車遊びのお供をして、近所の公園に出かけた帰り道のこと。 車道の真ん中を、のろのろと横切っていく虫が、、、、、子供というのは、道に落ちている、変な石とか、鳥の羽とか、木の枝とか、そういう物を見つけるのが非常に得意でありますが、綾花もそんな例に漏れず、早速、こののろのろ歩くバグ(虫のこと)を発見。自転車から降りて、眺める事数分。そして、「あ、これ、カブトムシだね」。うーーーん、おしい。これは、クワガタなんだなあ。 私の兄の子供達が、夏になると、カブトムシを欲しがって、山へ行きたがるのを、3年前の夏、日本に行ったときに聞いていたのを覚えていたらしい。 そうそう、この夏、虫かごと虫取り網を入手した綾花は、早速、家に走り、かごと網を持って来た。そして、のろのろ歩くクワガタを、大げさに、網で捕まえ、無事かごに入れた。 家に持って帰り、トニーに自慢げに見せると、「おお、カブトムシ捕まえたの?」。やはり、外人親子だ。カブトムシとクワガタの見分けがつかないのだ。 仕方なく、インターネットで、それぞれの写真を探して、違いを説明してあげた。

 しかし、このカブトムシ、クワガタ系をたたえるカルチャーって、良ーく考えると、なかなか興味深い。こちらでは、カブトムシもクワガタもひとまとめに、”バグ” と称されてしまうのが普通だと思う。もっとすごいのは、イタリア人の友達にこの話をした時の事。イタリアでは、カブトムシ自体の存在が有るのか、もしくは、カブトムシの存在が主張されているのかは、分からないけど、英語での私どもの会話で、カブトムシは、ビートルと訳して話を進めた所、彼女は、顔に?がいっぱい。(イタリア人の顔の表情は、かなり分かりやすい)
なんでも、彼女の中では、ビートルというと、固い羽を持った、黒光りする虫すべてが、ビートルなのだ。なので、「日本では、時に、ビートルが、$100なんかで売られる事もある」というと、彼女の顔は、?を通り越して、笑いが出て来た。彼女の中では、ビートル=コックローチ(ゴキブリ)という形式が出来ていたらしい。ゴキブリとは、国境を問わず、嫌われている虫の様で、イタリア人の友人は、「日本は、おかしい!おかしすぎる。」と会話を締めくくってしまった。私も、なんとか、この誤解を解消させたかったものの、どうする手だてもなく会話終了となった。こういう事に、飾りが着いて、「ミステリーカントリー、日本」なる神話が産まれない事を祈るばかりだ。

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