果たせなかった約束

 
  昨晩、綾花のストーリータイム(我が家では、寝る前の、本読みの時間を、こう読んでおります)は、トニーの係でした。最近、トニーは、綾花の創造力を養うために、本を3冊くらいにして、5分程、色々な会話を楽しんでいるようです。その際、話題が、「車の絵を描く事」となったようですが、もう寝なければ行けない時間だったので、明日の朝食のときに、一緒に絵を描こうと約束して眠ったそうです。 ところが、急遽仕事が入り、会社に6時に行かなければなくなってしまったトニーは、出かける直前に綾花との約束を思い出し、急いで置き手紙を書いて出かけました。 この置き手紙は、目が覚め、トニーがいない事に不服な綾花の気持ちを、すぐになだめてくれる事となった。
「お父さんは、会社に早く行かなければ行けないです。この紙の余白に、車の絵を描いて下さい。love、お父さんより」
と書かれた内容を、何度も何度も読み返して、綾花は、終止、にやにやしていた。そして、学校にその手紙を持って行き、早速クラスメートや先生に、「私は、今日、お父さんから手紙をもらったんだ」とその内容を、何度も何度も読んで聞かせていた。そして、その余白に、車や犬の絵をいっぱい描いて、家に持ち帰ってきた。

 綾花は、神経質なところがあって、約束というものに、異様な執着心を持っている。
なので、私としては、出来ない約束は、絶対しないを心がけ、確実なときだけ約束して、それを守る事に気を使っている。 しかし、時には、守れない事もある、そんな時、今回の様に、守れない事に誠実に向かい合えば、案外それもまた、いい方向にすすむものだと、今日の経験から学びました。

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