偉大なる挑戦

 昨日から綾花の学校が始まり、我が家の朝は、重く暗い空気が漂っている。綾花は、感情を内に溜め込むタイプなので、学校に到着するまでは、「学校に行きたくない」を口には出さない。しかし、学校に着いたとたんに、それが爆発する。昨日もそうだったけど、今日も、校内に入るや否や、「お母さんと一緒に帰る」と叫んで、私の手を離そうとしない。新しく進級したクラスの先生には、昨年までいたクラスに連れて行くよう指示され、昨年の担任のミセス、ハンコックに泣き叫ぶ綾花を引き渡すと、「コフマンさん、今すぐお引き取りください」と、校内から退出させられた。綾花が泣き叫びながら私を追いかける気配が感じられたけど、私も急ぎ足で、車に乗って家に戻った。
 学校から、綾花を引き取りにくるよう、電話がかかってくるかな、と思っていたものの、何事もおこらず、お迎えの時間に至ったので、迎えに行くと、案外楽しそうに、校庭で遊んでいた。先生に今朝の出来事聞いてみた所、泣き叫んでいたのは、5分もなかったらしい。ただ、私が姿を消すと、すぐに出口まで走って追いかけて来たらしい。「家に帰りたい」という主張が、学校側に受け入れられないと分かると、「歩いて家まで帰るので、ドアを開けてくれ」と主張し、さらにそれも受け入れられないと、今度は、進級したクラスに戻って、何事もなかったかの様に、授業に取り組んだ、という事だ。余りの切り替えの早さには、学校側の先生も驚かれていた。
 今回、学校で起こした綾花の主張は、この夏の目立った行動の1つだ。学校の先生にいわせると、これは、親がどこまでなら許すかという挑戦期だという。なので、私の方も、「今日だけなら」「今だけなら」という、その場を丸く納めるような妥協は、しないことを薦められた。こういう事を通して、家の決まり、学校の決まりを覚え、それが社会のルールを守る事へつながっていくのだそうだ。
 子育て4年目にして思うのは、これからしばらくの間繰り広げられるであろう挑戦劇に、こころして対応しよう、という事です。

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