偉大なる挑戦

 昨日から綾花の学校が始まり、我が家の朝は、重く暗い空気が漂っている。綾花は、感情を内に溜め込むタイプなので、学校に到着するまでは、「学校に行きたくない」を口には出さない。しかし、学校に着いたとたんに、それが爆発する。昨日もそうだったけど、今日も、校内に入るや否や、「お母さんと一緒に帰る」と叫んで、私の手を離そうとしない。新しく進級したクラスの先生には、昨年までいたクラスに連れて行くよう指示され、昨年の担任のミセス、ハンコックに泣き叫ぶ綾花を引き渡すと、「コフマンさん、今すぐお引き取りください」と、校内から退出させられた。綾花が泣き叫びながら私を追いかける気配が感じられたけど、私も急ぎ足で、車に乗って家に戻った。
 学校から、綾花を引き取りにくるよう、電話がかかってくるかな、と思っていたものの、何事もおこらず、お迎えの時間に至ったので、迎えに行くと、案外楽しそうに、校庭で遊んでいた。先生に今朝の出来事聞いてみた所、泣き叫んでいたのは、5分もなかったらしい。ただ、私が姿を消すと、すぐに出口まで走って追いかけて来たらしい。「家に帰りたい」という主張が、学校側に受け入れられないと分かると、「歩いて家まで帰るので、ドアを開けてくれ」と主張し、さらにそれも受け入れられないと、今度は、進級したクラスに戻って、何事もなかったかの様に、授業に取り組んだ、という事だ。余りの切り替えの早さには、学校側の先生も驚かれていた。
 今回、学校で起こした綾花の主張は、この夏の目立った行動の1つだ。学校の先生にいわせると、これは、親がどこまでなら許すかという挑戦期だという。なので、私の方も、「今日だけなら」「今だけなら」という、その場を丸く納めるような妥協は、しないことを薦められた。こういう事を通して、家の決まり、学校の決まりを覚え、それが社会のルールを守る事へつながっていくのだそうだ。
 子育て4年目にして思うのは、これからしばらくの間繰り広げられるであろう挑戦劇に、こころして対応しよう、という事です。

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ぶた貯金

 綾花の部屋にあるぶたの貯金箱には、トニーが毎日、帰宅後、ポケットに残ったコインを入れたり、何かの機会に、お札を入れたりして、お金を貯めて来た。その貯金箱も相当な重さになり、この夏、いくらぐらいたまったのか、数えてみることにしました。なんと、中身は、206ドルにもなっていて、びっくり仰天。早速銀行に持って行って、綾花の口座にいれました。でも、入れたのは、205ドル。半端な1ドルは、1ドルショップにて、綾花に買い物をさせてあげました。でも、税金が加算されるので、1ドル6セントの支払いになりました。
 ところで、アメリカでは、瀬戸物でできたぶたの貯金箱のお金を使うときには、貯金箱ごと壊すという習慣があるらしいけど、私は、丁寧に、ぶたのお腹にあるふたを開けて中身をだしたので、トニーからは、「僕のカルチャーを勝手にかえた!」とかなりの大批判を食らいました。でも、綾花の持っているぶたの貯金箱は、エキストラ、プリテイ(最近の綾花のお気に入りの言葉)なので、なんだか壊す気になれましぇーん。次回あけるときも、きっと、お腹のふたを開けてしまうんだろうな、私。

ラマ

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 先週から我が家には、日本からの交換留学生として、この秋からアクロン大学に通う学生さんが、ホームステイしている。こちらに到着早々、連日のオリエンテーション、寮生活で必要なものの買い出しなどしていて、あっという間に1週間が過ぎて行った。そんなおり、昨日やっと自由な時間がとれたので、綾花とともに動物園を案内してきました。園内では、ラマや羊など超至近距離でふれあう事ができるけど、余りの接近のしように、お姉さんは、かなり驚いていた。
 ところで、我が家では、アクロン動物園の家族パスをここ2年連続で購入しているけど、子供を預かるケースの多い事も考慮して、子供数を2人にしている。(申し込みの際、特に証明する必要もないので) なので、大学生のお姉さんも、今日は、私の子供として入場してもらいましたが、特に問題なーし!でした。ふふふ。

歯科矯正 〜はじめたきっかけ〜

 早くも、矯正装置をつけてから3週間。そろそろ、口の中も、装置の存在に慣れた頃かと思いきや。 いやいや、奥歯のブラケットは、唇の内側にあたって、その部分が凹凸になっていたり、しゃべったり、食べたりして口を動かすと、唇の内側がこすれていたかったり。これは、私に言わせると、「その状況に慣れる」というよりは、「耐えることに慣れる」という感じです。
 
 さてさて、普段私は、夢を見ても、起きた瞬間に忘れてしまうんですが、一昨日見た夢は、今でも鮮明に覚えています。(でもある場面だけなんだけど) それは、私の前に現れたトニーが、歯を、キラリーと見せたかと思ったら、トニーの歯にも矯正装置が着いていて、「ハニー、僕も、気味の苦労を分かち合おうと思って、矯正を始めたよ」って。 夢から覚めた瞬間、寝ているトニーの口を、即チェックしてしまいました。残念ながら、正夢では、ありませんでした。

 ところで、矯正を始めたきっかけですが、まあ、なんと申しましょう、文化の壁を乗り越える、って感じでしょうか? 私の歯は、八重歯や、前後に重なった歯など、非常に歯並びが悪かったのですが、私の幼い頃の日本では、そんな事は、特に指摘もされずにいました。大きくなって就職しても、同世代、上司世代などに、歯並びを気にする人もいなかったので、それが普通としていましたが、アメリカで生活するようになると、歯並びの良さに、異様な執着心をもつ人々が多すぎて、自分の歯並びが、コンプレックスになりつつあるんです。 ちなみに、トニーが、1989年に日本の高校に留学した時、クラスメートののほとんどの人の歯並びの悪さ、そして、それを気にしていない人々の感覚に、相当なショックを受けたと言っていました。

 アメリカ生活が長くなり、自分の歯並びがコンプレックスになり始めた頃、一気に虫歯になり、2本の歯を抜歯した際、インプラントにするか、それとも、これを機に矯正するか?と歯医者に機会を与えられました。それから、1年半、色々考えた結果、今後の人生で、歯磨きなど手入れが簡単に出来る、きれいな歯並び、を手に入れる事に決めました。その意思を歯医者に伝えると、「これで君も、遠慮なく人前で笑えるね」みたいな事を言われ、これまでにそんな事、一度も思っていなかったけど、私が笑う度に、人々は、何を感じていたのだろう?と、一気に、人目が気になってしまいました。

 確かに、アメリカでは、歯並びのひどい人、って余り見かけません。それどころか、奇妙なくらい歯が白い人が多く、こちらの方が、私には異様に思えていたのでしたが、いつの頃からか、日本に帰ると、歯並びの悪い人々チェックを自然にしっちゃったりしています。歯並びがいい事が良い事とは、決して思わないけど、自分の中の価値観(興味を持つ点)の変化って、住んでいる国の文化が大きな影響を及ぼすものなんだなあ、と実感せざるをえませんね。

よみかた絵本

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 今年の1月から、地元の学校に通いだした綾花の英語の取得のスピードには、目を見張るものがあった。そこで、この夏は、できる限り、日本語を取り戻すべく努力をするよう心がけている。日本の友人から、NHKの子供番組、「日本語で遊ぼ」「からだであそぼ」「ピタゴラスイッチ」など録画して送ってもらい、テレビの変わりに、それらを見させたり、お休み前の読み聞かせは、日本語の本だけにしたり。また、最強の手段として、日本からの留学生のホストファミリーとして、ここ1週間は、日本人の大学生も我が家に加わり、普段の言葉も、日本語が出てくる事が非常に多くなった。
 さて、「聞いて、話す」と言うのは、こういった環境づくりで自然に身に付くけど、「読む」という行為は、本人が取り組まない限り、取得できないものだ。我が家で、『読み」について学ばせるのに導入したのは、この本。これは「読みのドリル」という感じの本で、綾花の反応は、非常によい。各ひらがな1文字につき、2ページを使って、片面に簡単な文章と、それぞれのかな文字で始まる単語がいくつか書かれている。もう1面には、文章を表したイラストが描かれている。最初のうちは、ひらがなをたどって行くだけで終わっていたけど、ある時から、ひらがなの固まりが単語である、事にきがつき、そして、簡単な文章であることに気がついたようだ。まだまだ、すべてのページがスムースに読める訳ではないが、この「ひらがなの固まり=たんご」、「単語の集まり=文章」というアイデイアを子供に気づかせるのには、非常に役立つ本だと思う。たんに、ひらがなの本、としても使えるし、絵本にもなるし、しりとり遊びの時の辞典にもなったりして、使い道は、かなりひろい。1800円の価値は、十分にある、花丸付きの絵本です。

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スイミングレッスン

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 この夏、はじめて挑戦したスイミングレッスン。泳げない子供専用の、全8回コースで、今日が最後のレッスン。スクール側の計画では、最初の3回は、親も一緒に入って、残りは、先生と生徒だけという事だったけど、綾花を始め、親が一緒でないとだめ、という子ばかりで、結局、どこの親も、最後まで水着を着てプールに浸かっていました。でも、今日は、私に写真を撮る事ができる位のゆとりはありました。
 さて、肝心の成果と言えば、綾花は、もともと水遊びが好きだし、海にも何度も行って泳いでいるので、最初から水を怖がる事は、なかったけど、インストラクターをなかなか信用できず、水の中で、先生に手を取られ、深い所に連れて行かれるのは、5週目くらいでやっとできる様になりました。また、水中メガネをつけて水に潜るのも、挑戦するたびに、数秒ずつ長くなっていき、見ていてもとても頼もしいです。
 次のセメスターでは、もう1つ上のクラスに上がっていいということで、本人は、やる気満々です。

ひまわり満開

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今、裏庭は、ひまわりが満開です。青い空に、映えますねえ、このひまわり。

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