ガソリン価格高騰中

 一昨日、アメリカ南部を襲ったカトリーナは、本日私のいるオハイオにも、沢山の雨を降らせた。アメリカ最長で知られるミシシッピリヴァーの流れる、ミシシッピ州、アラバマ州、そしてブルースの町で有名なニューオリンズでは、洪水の被害とともに、多くの人が、尊い命を奪われた。
 アメリカでは、史上最悪とも言われる今回の被害は、本日は、私たちに、間接的な被害をもたらせだした。なんと、今日1日で、ガソリン価格が、1ガロンにつき、30セントから50セントもあがった。ここ数ヶ月だけでも、ガソリン価格は、目を見張るような勢いで高騰していたのに、本日は、1日でここ2ヶ月分くらい上がってしまったのだ。これは、単なる洪水の被害のパニックではなく、事実上のガソリン不足が確定されている結果だと言う。アメリカ全体が消費するガソリンの10%が、今回被害を被った地域に、リテイナー(オイルをガソリンに変える)施設をおき、これらの施設が、供給不可能となったためだ。ガソリン価格の高騰に伴い、政府は、緊急時のために確保してあるガソリンをリリースすることを発表した。(5年前、大統領選に立候補した、当時の副大統領ゴアーが、票取りのために、このガソリンの一部をリリースしたことを思えば、当然のことである。)そして、今夜の会見で、ブッシュ大統領は、各州のガソリン規定を、一時的に解除することを発表した。これで、ガソリン価格の高騰は、防げるのだろうか? (ちなみに、各州のガソリン規定とは、各州の異なる環境対策法に対処したガソリンで、例を挙げると、オハイオで売られているものとカリフォルニアで売られているものは、内容が異なるということだ。) 数字の苦手な私だが、ガソリン価格とアボガド価格には、非常に敏感である。昨日までは、この3ヶ月で2倍になったアボガド価格に強い不満を抱いていたが、本日以降は、ガソリン価格の高騰に強い不満を抱くことになるだろう。

究極の節約方法のはずが

 今日、義理の妹が2人の娘を連れて、家に遊びにきた。上の子は、先週から保育園に通い始め、その娘を迎えにいった帰り道で寄ってくれた。やはり学校帰りとなると、おなかを相当すかせているようで、何か食べ物が欲しいといいだした。しかしありとあらゆる引き出しを探しても、おなかの足しになるような食べ物が見つからず、結局は、グリッシーニ(イタリアでよく食べられる、ステイック状の乾パンみたいなもの)を数本と、アップルジュースで我慢してもらった。
 そこで、話題になったのが、私が始めた節約術。夏の休暇も終わったところで、私が今一番力を入れているのが、貯蓄。日本にいる間に母と話して、我が家の家計で、どの部分が削れるのか検討したところ、食費である事が判明。食費に用意している金額も普通以上(母曰く)なら、外食回数もかなりの物。 なぜ、そんなに食費にお金がかかるのか考えてみると、一つの事が浮かび上がった。 今年、日本に行く前に、冷蔵庫や戸棚の整頓をすると、食べかけのスナックは、数種類、冷凍庫の奥で、すっかり忘れられていた、ひき肉や牛肉。私の場合、冷蔵庫や、戸棚にある物を、全く把握できていないのだ。そして、週に2、3度出かける買い物で、どんどん買い足してしまう。この無駄をなくすだけでも、1週間に数10ドルは、節約できるはず。
 そこで、最近では、冷蔵庫を出来る限り、空の状態にして、もう、何にもない!という事態になってから、買い物に行く事に。そもそも、我が家は、車で1分以内に、大きなスーパーが2店もあり、うち1店は、24時間営業。足りなくなったら、その場で買いにいけばいい事なのだ。この作戦は、非常に私には、あっている。実際、どのくらい節約できているのかは、分からないが、まず、お料理するのに、工夫をするようになった。材料が限られていると、創作意欲がわき上がるのだ。これは、よく言われている、平和な国では、芸術は産まれにくく、貧しかったり争いの激しいところで、芸術が産まれる、いということにも通用する。
 しかしながら、この節約術は、義理の妹には非常に疑問らしい。まず、自炊しても、家族4人分作ると、外食した方が安いというのだ。私には、外食が安い事が疑問だとうと、彼女のいう外食は、ファーストフードのことなのだ。なるほど。でも、栄養面は?と聞くと、彼女の家では、おやつに人参とかチーズを食べさせるので良いという。今更だけど、すごいカルチャーショックだった。その先、この話題は、自然消滅となった。我が家の常識が、隣では通用しない、この国ならでは、の出来事だった。

お手伝い

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 今日は、綾花がパンケーキを作ってくれた。というか、自分で作った物でないと、朝食は食べないといいはるので、仕方なく作っていただき、おいしく召し上がっていただいた。3歳2ヶ月という年頃は、何事も一筋縄ではいかないものなのだろうか? 時々、誰もいない広ーい浜辺で、「ばかやろう〜」って叫んでみたくなる事が、しばしば。世間一般では、これをストレスと呼ぶのだろうな。

学校訪問 〜一家3人編〜

 以前に見学した綾花の学校が、今日は、オープンハウスを行うという事だったので、今回はトニーも一緒に、再び訪問してきた。学校の駐車場につくと、「またここなの〜」と、既に綾花は、前回に来た事を覚えていた。前回は、学校の始まる前の薄暗い照明と、教材の散乱した教室が印象的で、綾花には、大不評だった。しかし今日は、明日から登校するお友達が、学校見学に来ている事もあり、賑やかで明るい雰囲気に一変していた。学校自体の古さは、変わりようがないが、教室を駆け巡る子供達がいると、非常に華やかに見えてくるので、不思議だ。 
 肝心の綾花も、今日は、教室の古さを指摘する事もなく、置いてあった教材で遊んだり、他のお友達の後を追ってみたり、すっかり楽しんでいた。私とトニーも、出来るだけ、多くのご両親とお話しして、どんな学校で、どんな点がいいのか、色々聞いてみた。私とトニーが同じように感じた点は、どのご父兄も、屈託がなく話しやすい人たちであった事と、家庭で二カ国語を使う環境を作り上げている人も少なからずいらっしゃったことだ。ただ、学校のある場所が、非常に悪いのが、気になる点だ。これは、私は、全く知らなかったが、この地域に、産まれたときから住んでいるトニーは、即その点を指摘した。まあ、私立なので、生徒のほとんどが、この地域の子供とは限らないが、どんな物なのだろう。うーん、悩むところだ。

YARD SALE本番

 数日前から、広告活動に、力を入れてきたヤードセールだが、お天気には、見放されてしまった。 今日は、朝からあいにくの雨。霧雨っぽい感じだが、こんな日に、外に出て歩き回る人などいない。その証拠に、家の隣の公園にすら、誰も来ていない。それでも、新聞広告や、近所に立てかけたサインを見てくる人のため、雨をしのげる、フロントポーチに商品を並べてみた。
 結局のところ、訪れたお客さんは、10組ほど。大抵が、近所のサインをみて来た方達で、トレジャーハントとでも言いましょうか、何かいい物がないか見て回る人々だった。こういう方達は、お年を召されたご夫婦が圧倒的に多く、食器類、特に銀製品など探しているらしい。申し訳ないが、そんなもの、家にはありましぇーん。中で一人、沢山お金を費やしていった方は、新聞広告をみて来られた唯一のお客さんだった。広告には、出来る限りの商品名を並べておいたので、既に品定めをしていた。あとは、実際の商品を見て購入という事だったが、大きな品を数点買っていってくれた。結局、この日の収入の99%は、この人が買っていってくれたものだった。
 今回は、残念ながら、天気に見放され、ヤードセールは、失敗に終わったが、学ぶ点もいくつかあった。我が家の売りたい商品と、お客さんの求める物が、余りにかけ離れている事もあって、ヤードセールよりは、むしろ、ネットオークションに出した方が懸命だというのが、結論だ。しかしながら、ヤードセールのよさは、現金が手元に、その場で入ってくる点にある。こちらで俗にいう、”colf hard cash” ってやつですね。

Yard Sale

 この週末、ヤードセールを実施することにした。我が家でのヤードセールは、2年前に行った時以来、2度目。前回は、お向かいさんと同時に行ったので、看板など手分けして出した事もあって、割とお客さんが見えた。前回のセールで感じたのは、”家具”なり、”ツール”なり、目的を絞ってくる人が、少なからずいた事だった。ヤードセールと言えば、近所でやっているから、”ちょっと除いてみよう”という客層が多いが、こういう人たちよりむしろ、必要品を絞り込んで探している人の方が、確実に購入してくれる見込みがあるのだ。
 この点を踏まえ、今回のヤードセールは、短期間で集中して売ってしまう、効率重視作戦でいくことにした。作戦の内容は、まず、売る物のカテゴリーを出来る限り狭める事と、選んだカテゴリーを充実させる事(ようは、専門店方式)。今回は、綾花の衣服類、コンピューター周辺の部品、私の不要となったバッグと靴、そして、電化製品。家のスペースをかなり占領しているおもちゃ類も売りたいところだが、これは、綾花の気持ちも考えて、2、3年後に、おもちゃ専門のセールを実施する事に。
 さらに、集客については、広告を有効に使う作戦。近辺のコーヒーショップには、無料で宣伝できる、張り紙コーナーがあるので、そこを有効利用。しかし、今日、コーヒーショップに出かけていったけど、ショーケースのなかの、甘ーい菓子パンを、綾花は見逃す事もなく、結局マフィンとお茶してしまったので、$8の出費だ。張り紙コーナー以外は、ヤードセール実施の前日に、近辺の大通りにサインを立てること。このサインの効果は、以外に馬鹿にならない。アメリカでは、ガレージセール、ヤードセールが多く行われるので、色んな場所を運転して、サインを見つけては、そこにいってみるという人たちが、意外に多い。前回のお客さんの多くが、このパターンだった。今回は、このサインに一工夫。目玉商品を大きくババーーンと書くのだ。そして、もう一つ、迷いに迷ったが、どうせやるなら、と新聞広告にも載せてしまった。新聞広告といっても、オンライン新聞の方だが、500文字まで可能だったので。497文字、しっかり書かせていただいた。
 まあ、こんな感じで、ヤードセールに向け、準備中なのだ。しかし、お金を儲けるという事よりは、この作戦が、どこまで通用するのか見届ける方が、楽しみだ。

March Of Penguins

 ちょっと前だけど、「マーチ オブ ペンギン」という、映画を観に行った。日本でも公開されていて、タイトルは、「皇帝ペンギン」だそうです。 この映画は、北極に住む皇帝ペンギンの子育ての過程を追った、ドキュメンタリー映画なのだけど、言葉を失う程の美しい映像でした。
 ”世界で最も、寒く、強風の吹き荒れる場所” と言われる場所に、毎年、皇帝ペンギン達は、60マイルもの距離を行進してたどり着き、そこで新しい家族を育て上げる。映画は、厳しい自然の中で、直面しなければいけない、悲しい出来事、団体で行動する理由、新しい生命の誕生の喜びなど、時折ユーモアを織り交ぜた語りで、淡々と進められていく。皇帝ペンギン達が続けてきた、何年も変わらぬ過酷な環境での子育ては、単に愛情が原動力なのだ。 私にとっては、子育てに対する考え方を、改めて考え直す機会を与えられた、映画でもあります。

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