架空の物語

 よく、子育て関連の記事を読んでいると、3歳頃になる子供は、架空のものを作り上げて、それと一緒に会話したり、遊んだりすると書かれている。綾花も、少し前くらいから、壁に向かってぶつぶつ話していたり、独り言で何か叫んでいて、私が返事をしようものなら、「おかあさんじゃないの!」なんて言葉が返ってきたりもする。 
 先日、朝食を食べている際、かかってきた電話に対応し終わると、綾花が泣きそうな声で、「モンスターが私のソーセージ食べちゃった!」と今にも、泣かんばかりである。「綾花が食べたんじゃなくって?」と聞き返しても、「私のソーセージ、モンスターが…..うぐうぐ……」と、こんな調子なのだ。「じゃあ、もうひとつ作ろうか」というと、「はい!」。さっきの「うぐうぐ」は、いったい? これは、演技なのか、それとも、本当に、モンスターが食べてしまったのか?うーん、難しい。この年頃の子供は、実に難しい。